出版社内容情報
大宮エリー、書き下ろしの詩と絵で綴られる大人のための絵本。
著者等紹介
大宮エリー[オオミヤエリー]
作家/美術家/画家。1975年大阪生まれ、東京大学薬学部卒業。広告代理店勤務を経て、日常を綴ったエッセイ集を書いて人気を博す。作家業の傍ら、ラジオのパーソナリティー、テレビ出演、映画監督、舞台の作演出など幅広く活動。美術家としては、2012年より体験型個展を開始。個展、芸術祭と各地で精力的に作品を発表し、人気と評価を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aloha0307
25
キラキラ✨ふ~わふわ なんて清らか時の移ろひなのだろう☺ 天国はこんな空間・色合いなのかな(むろん行ったことはありませんが 行けないかもしれませんが) ゆめはちいさくていいんだね。しまいこんだ小さなゆめを すきなひと に話そう(そしたら笑顔が返ってくる)...なんて嬉しいことなのだろう☺☺ 大宮さんに魅せられました 本書なんども味わおう✿2019/03/23
aloha0307
22
すぐに再読☺ マティスとゴッホのおしゃべりが楽しいです♫ ”絵のほうが世界より美しくなってる”~これはエゴ? 好きだからなんだ! こう見えましたって...嬉しくなって また描くんだね☺ ”黙って準備をしてる”十和田の冬の木🌴3連画の⚡はすごかったなあ☺ すきなひと と手をつないでモモンガのように宇宙空間を飛来 いいなあ☺ これぞ、千の風になる ってことかと思ったよ✿2019/03/24
izw
8
最初は、見開きの左に変な絵、右に詩、で変な本だ、と思って読み始めたが、「ゆめごごちの森」「マティスとゴッホ」「アダムとイブ」と読み進むうちに、味わいのある言葉のつらなりに引き込まれた。絵も、何度も眺めると雑に描かれたように見える中に、魅力が潜んでいる。あとがきと奥付の写真によると、ライブペインティングというパフォーマンス作品で、アクリル絵の具を指を筆にして書いたり、スプレーで書いたりした作品のようだ。そのライブ感が感じられる絵に、心に浮かんだ物語を合わせたという。秀逸な絵本だ。2019/08/15
まゆ
5
優しい大人のための絵本。幸せな気持ち優しい気持ちになれる。2019/03/10
Matsuko
3
以前お手伝いしたイベントでご自身で朗読されていて、優しいのに凛とした強さのある詩に涙が溢れた。特に「十和田の冬」は絵も詩も力強くて自分の中にもエネルギーが満ちてくる。久々に再読したけどとても素敵だった。2024/01/19