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内容説明
旅こそ人生だと観じ、風雅の誠を求め、野ざらし、笈の小文、奥の細道の旅を経て、俳諧を庶民詩の頂点にまで高めた芭蕉。成熟した京の都で、俳諧と絵画の世界を自在に往き来し、新しい領域を追求した蕪村。信州の農民出身で、人々のくらしや自然、小動物を克明に謳いあげた一茶。三者をたどりながら、俳諧の本質と美にせまる。掲載図版三〇〇点。
目次
序章 俳諧の形象史
第1章 連歌から俳諧へ―芭蕉以前の俳諧
第2章 芭蕉と元禄俳諧
第3章 芭蕉没後―宝永・享保・宝暦
第4章 蕪村と中興諸家―明和・安永・天明
第5章 一茶と化政期諸家―寛政・文化・文政
第6章 幕末から明治へ
付録
著者等紹介
雲英末雄[キラスエオ]
早稲田大学文学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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