評伝 ゲルハルト・リヒター

個数:

評伝 ゲルハルト・リヒター

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月07日 10時24分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 444p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784568202724
  • NDC分類 723.34
  • Cコード C0070

出版社内容情報

世界的にもっとも重要かつ影響力のある現代アーティストのひとり、ゲルハルト・リヒター。
ドイツで2002年に刊行された評伝『Gerhard Richter. Maler---Biografie und Werk(画家ゲルハルト・リヒター、伝記と作品)』をベースに、近年の活動を新たに書き下ろした新版。
作品図版やプライベートフォトなどおよそ150点を掲載。リヒターの言葉と初期から2017年の作品を通じて、絵画への想い、その思考の源を辿るリヒター公認の決定的評伝。

■Gerhard Richter ゲルハルト・リヒター
1932年ドイツ、ドレスデン生まれ、ケルン在住。「ドイツ最高峰の画家」とも呼ばれる世界的アーティスト。写真をキャンバスに描き出すというスタイルを生み出し、その後もグレイ・ペインティング、カラーチャート、風景画、アブストラクト・ペインティングと、具象と抽象の間に多様なスタイルで作品を発表、いまなお進化を続けている。
主な個展に、2012年「Gerhard Richter: Panorama」(ポンピドゥー・センター)、「Gerhard Richter: Drawings and Watercolours 1957?2008”」(ルーブル美術館)など多数。国内では、17-18年「Painting 1992-2017」(WAKO WORKS OF ART)、05年「Gerhard Richter」( 金沢21世紀美術館、DIC川村記念美術館)など。

内容説明

戦後の美術を代表する画家の一人であるゲルハルト・リヒター。1932年、東ドイツのドレスデンに生まれながらも、ジャクソン・ポロックやフォンタナの影響を受け、西ドイツへ移住。写真をキャンバスに描き出すというスタイルを生み出し、その後もグレイ・ペインティング、カラーチャート、風景画、アブストラクト・ペインティングと、いまなお進化を続けている。1984年よりリヒターのアトリエに勤めていた著者ディートマー・エルガーがリヒターの言葉とともに、その人生と、作品の変遷を追ったドキュメンタリーのような評伝。

目次

ドレスデン
第2回ドクメンタ、1959年
新たなスタート、デュッセルドルフ
クットナー、リューク、ポルケ
資本主義リアリズム
初期の個展―ミュンヘン、デュッセルドルフ、ベルリン、ヴッパータール
初期のフォト・ペインティング、そしてマルセル・デュシャン
無名の画像―家族の物語
カラーチャート
風景〔ほか〕

著者等紹介

エルガー,ディートマー[エルガー,ディートマー] [Elger,Dietmar]
1958年ドイツ、ハノーバー生まれ。ドレスデン美術館内にあるゲルハルト・リヒター・アーカイブのディレクター。1984年から2年間リヒターのアトリエで秘書を勤める

清水穣[シミズミノル]
1963年、東京生まれ。美術評論家、写真批評家、同志社大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

106
本年2022年相次いで日本の展覧会で見ることが出来る現代アートの第一人者ゲルハルト・リヒター。日本との交流は古く、また彼の恒久的な作品は、ドイツ・ケルンと日本の豊島しかない。本書は、本人が公認した自伝の縮約版だが、なぜ日本の無人島・豊島に<豊島のための14枚のガラス、無益に捧げる>2015が展示されているのか理解するのに役立つ。ドレスデン爆撃、父親の真実、アウシュビッツ、バーター・マインホーフ事件、9.11と幾つもの衝撃が、彼の作品に反映されている。フォトペインティングから抽象画に至る軌跡がわかる。2022/05/08

ムチコ

5
「つまり、オルタナティヴなイメージが無限に現れ出るこの作品によって、リヒターは一つの世界観を主張しているのだ。それはいかなる真実をも絶対視せず、観客がつねに複数の、そしてそれぞれ同等の現実を経験できるようにしておくということである。」(p.339) 絵画の権威性を利用しながらも絵画に固定した意味や主張が内在されることには抗い続ける画家の姿。一部抄訳だが『ある画家の数奇な運命』(リヒターはこの映画がどの程度真実に沿っているか、またフィクションなのかはコメントしてない)を見ていると理解の助けになると思う。2022/06/06

TOMYTOMY

3
丁寧に一つ一つ自分のコンセプトを獲得していく姿。 現代美術さいこうほと言われるが、まさしく彼が現代アートの歴史であり軌跡である。2018/02/18

kentaro mori

3
この評伝を読まずしてリヒターは語れない。 なにより「60年代リヒター」の凄まじさ。ここに全て詰まっている。 ---「私の関心は、写真を模倣することです。私は写真をつくりたいのです。写真といえば一枚の感光した紙片のことだという意見を無視すれば、私は別の手段で写真をつくっているのです。」 ---「絵画とはなんでもありうる - 対抗世界であり、何か他のもののための計画ないしモデルであり、その報告だ。というのも、単に何かを絵に描いて反復するだけでも、そこには意味が生まれるのだから」 2018/02/16

ロシアンブルー1

0
NHK番組『日曜美術館』で予習してからリヒター展を観て、また復習して余韻を愉しんだ。番組で引用されている評伝を読まないと深く知ることはできないと、手に取ったのだが、どこまで描き続けても芸術家の苦悩の深さを想う。2023/02/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12569884
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品