目次
不死身のイヴ・クライン
メグ・ウェブスター“CIRCUIT”シリーズ
巨大絵画のジェームズ・ローゼンクイスト
海外の日本現代美術展
東京:フォームと精神
若いアーティスト デヴィッド・サレーの飛躍
スーザン・ローゼンバーグ 馬の絵
ジャスパー・ジョーンズ「四季」
ヘタウマと黒い額のニール・ジェニー
ホイットニー・バイエニアル 一九八七〔ほか〕
著者等紹介
杉浦邦恵[スギウラクニエ]
名古屋に生まれる。お茶の水女子大学物理科中退。1967年にシカゴ美術学校BFA卒業。以後、ニューヨークに在住。アメリカでは1960年代から、日本では1970年代から写真を使った現代美術を発表。ニューヨーク近代美術館、ボストン美術館、ヒューストン美術館、東京国立近代美術館、愛知県立美術館、東京都写真美術館、埼玉県立近代美術館などに作品収集。東川国内賞を2006年に受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アキ
102
1967年からニューヨークに在住。写真と絵画を融合させた現代美術を発表している著者が、「美術手帖」に連載したNYのアート・シーンを紹介する文章をまとめたもの。1986年から2008年までMoMA、ホイットニー、PS-1、グッデンハイム、ニューミュージアムなどで開催された現代美術が対象である。日本人のアーチストも村上隆を筆頭に、杉本博司、内藤礼、大御所の小野洋子、河原温の「日付絵画」、草間彌生、森村泰晶、奈良美智だけでなく若手の作家も取り上げている。この本も、彼女の作品と同じく、影を表すことが共通している。2023/11/01
みちしるべ
1
知らない作家の名前ばかりで、悲しい気持ちに。世界から見て、日本の芸術は、鑑賞するに足るのだろうか…。また、日本の芸術文化は果たして成熟してるのか? 美術ってなんだっけ?そんなに有り難がるもの? 見る人が惹かれる、心地良くなるものであれば、なんでもよい、と割り切って仕舞えば良いのでは?2022/09/23
ソニックゆうすけ
1
著者の、ニューヨークからの美術手帖へのレポート。現代美術に疎い僕は固有名詞ばかりで、ちょっと退屈だった。もう少しアート写真が大きく乗ってるか、カラーで掲載されていれば良かった。ただ、ソニックユースとも繋がりのある、リチャードプリンスを知れたのは、収穫でした。2018/11/08