目次
「無」現代美術の到達―有から無無から有/ルーチョフ・フォンタナと私“空間概念”と“青のあいだ”
牧谿―宗達“瀟湘八景図”“風神雷神図”牧谿と宗達は一直線上の造形
現代美術と現代音楽の共通性1 マーク・ロスコとブライアン・イーノ 限りなく寡黙な絵画と限りなく無音に近い音楽
現代美術と現代音楽の共通性2 アンリ・マチスとオリヴィエ・メシアン 色価と音価
現代美術と現代音楽の共通性3 ピエール・ブーレーズ氏と私 「意志と偶然」と「無意識的な自然と意識的なもの」
アルベルト・ジャコメッティ 引き算の彫刻
コンスタンティン・ブランクーシ ぎりぎりまでそぎおとした彫刻
フランシス・ベーコン 真空な画面
二人の画僧―牧谿とフラ・アンジェリコ
ブリジット・ライリーと龍安寺 現代美術と禅庭
ピエト・モンドリアンと桂離宮 バランス
ヴィレム・デ・クーニング 存在感のある女
ジョセフ・アルバース 哲学的な幾何学抽象
備前焼陶器 偶然性と堅固なフォルム
青の精神 無から有
著者等紹介
佐々木宏子[ササキヒロコ]
1944、世田谷生まれ。12歳で女子美術大学付属中学入学し在籍53年。洋画科3年次に柳宗理に師事、精神とコンセプトの影響を受ける。安宅賞受賞。共通絵画研究室助手として残り、教授を定年退職するまで制作発表活動をつづける。1972、“青・玄”で青のあいだの完成をみる。1976、ガラスオブジェ2人展(西武アトリエヌーボー)。1977、初個展「青のあいだ」(ミキモトホール)。論文「青の精神」無から有発表。『芸術新潮』「新人」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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kana