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目次
重層化された表面
現実の偽装
「水は凍る」について
「移行2」について
「ビール罐」について
「何に困って」について
ジョーンズの地ならし作業―版画
ジョーンズの引きわざ―ドローイング
「ミルとミルクは同じかな?」
「旗」から「敷石」へ―’70年代のジョーンズ
「空っぽ」の出合い―ベケットとジョーンズ
ジョーンズの裏側
ジョーンズ激変
水彩談議―セザンヌとジョーンズ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
12
かなり昔に古本屋で買った美術書、美術出版社の本は高いし、何よりも著者が私が若い時にマルセル・デュシャン論で世話になった東野芳明なのでいさんで買って積読でしたので手を伸ばした。ジャスパー・ジョーンズは余り詳しくなく、代表作国旗やビール缶くらいしか知りませんでしたが、64年の「何に因って」や「ウォッチマン」あたりから、大画面を仕切って立体物をコラージュしたり、デュシャンの「大ガラス」みたいになるのですね、その後70年代には、模様の詰め合わせみたいに画風が変わるのは、初めて知った。著者とのインタビューが貴重。2025/03/09