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マグリットの時間の中で
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
412
こんな風に通史的にマグリットの絵を見るのは初めてだが、これまでなんとなく想像していたよりもずっと多様なスタイルで描かれている。例えば最初期の「浴みする女」などは、ロートレックとキューブの折衷のように見えるし、エルンストは当然としても、ダリやキリコ、中にはゴッホのタッチを思わせるものまである。私がマグリットの最大の特徴だと思うのは、その独特の奇妙な浮遊感にある(表紙絵のリンゴなど)。そしてそれが全く音のない世界に存在することである。マグリットの絵を前にした時、私たち自身の「時」もまた静止するかのようだ。2022/05/02
言いたい放題
1
部屋には飾りたくない。2024/08/07