内容説明
美しい写本に描かれた個性的なイヌたち。そのくらしぶりに触れてみませんか?大英図書館の豊かなコレクションでお届けする装飾写本シリーズ、『中世ネコのくらし』に続く第2弾!イヌは人類最良の、心の友?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
146
以前読んだ猫と違って、中世の犬は人類の友として大切に扱われている気がします。猫は、魔女狩りのとばっちりで迫害されていました。(特に黒猫) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000285.000010983.html2025/01/14
mayumi
21
大英図書館の装飾写本の中から犬が描かれたものを収録した作品。中世での犬と人間の関係がよくわかる。「イヌは人類の最良の友」というけれど、それは昔から変わらないようで、飼い主を殺されて相手に襲いかかる犬、飼い主の死を嘆き悲しむ犬等、強い忠誠心をもって描かれているものが多い。また、修道院で飼われて可愛がられていたとのエピソードもあり、なかなか興味深かった。ちなみにこのシリーズ、ネコ編もあるそう。2025/02/26
スイ
15
写本の絵と、伝わっている実話や伝承から見る中世の犬たち。 ずっと人間の近くにいたと知ってはいるけれど、こうしてその時代に描かれたものの中に見ると改めて一緒に生きてくれてきたんだなぁと実感する。 お腹が痛い時に小さな犬を腹に当てるのが効く、というのは、そう思う気持ちわかるよ!2025/02/20
takakomama
5
番犬、猟犬、物語の中の犬、犬の病気と治療法など、大英図書館の中世の装飾写本に描かれた犬たちの絵とくらしや逸話の紹介。昔からいつも一緒にいて飼い主を守ったりする犬は、とても忠実です。庶民より裕福な犬もいて、かわいがられていたようです。2025/04/06
brzbb
1
『中世ネコのくらし』の続編。イヌと人間の関係は原始時代から続くものだけに、狩猟犬、牧羊犬、番犬、愛玩犬など多種多様なイヌの姿が描かれている。2025/03/18