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ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?―国立西洋美術館65年目の自問 現代美術家たちへの問いかけ

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  • サイズ A4変判/ページ数 312p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784568105773
  • NDC分類 706.9
  • Cコード C0071

内容説明

美術館は、われわれの「未来の芸術」を育む場になりえるか?―国立西洋美術館では1959年の開館以来、初となる現代美術展の企画者が立てた問いに、参加作家たちがインタビュー形式で応答。梅津庸一、小田原のどか、布施琳太郎、松浦寿夫による美術館制度をめぐる論考も収録。美術館はこれからどのような役割を果たしうるのか?現代美術家たちによる未来の美術への提言が、いまここに集結する。

目次

インタビュー(アーティストのために建った美術館?;ここはいかなる記憶の磁場となってきたか?;日本に「西洋美術館」があることをどう考えるか?;この美術館の可視・不可視のフレームはなにか?;ここは多種の生/性の場となりうるか? ほか)
論考(建築未遂のミュージアム―国立西洋美術館と螺旋展画閣;誰かの見た夢から覚める―国立西洋美術館開館65周年に寄せて;ここは東京藝大系および、美大教員系アーティストたちが眠る部屋なのか?;シメーズの騒めき)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅん

9
展示の図録以上に、展示作家のインタビューと批評集が中心。読み物としての機能が強い。アドルノの引用が多かった。昨今の美術事情や今回のキュレーターへの批判を伴う梅津庸一の文章と、その隣で絵画の美学にひたすら向かう印象の松浦寿男の文章が全然違くて面白くなった。2024/03/17

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