内容説明
中世ヨーロッパの写本をめくり、ネコの日常と物語を覗いてみましょう!愛すべきネズミハンター?それとも悪魔の化身?イギリスで人気を博した『CATS in Medieval Manuscripts』(The British Library)待望の日本語版!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
141
イギリスで人気を博した『CATS in Medieval Manuscripts』の日本語翻訳版ということで読みました。中世の頃の猫は、魔女裁判時の黒猫の虐殺に象徴されるように、不幸の時代を生きた感じがするにゃあ(=^・^=) https://bijutsu.press/books/5452/ 【読メ😻猫部】2024/03/11
mick
4
まず猫の絵とされるものが猫に程遠い。どういうことだろうか。絵と共に紹介される文章を読むのは絵本のようなのだが、翻訳のせいか、内容のせいか、ピンとこないものやちょっと・・・と思うものが多く、気持ちのいいものではなかった。2024/04/15
アルクシ・ガイ
3
P77の猫の絵は、本当に中世の筆か?どうしてこれだけ写真のように写実的なのだろう。現代から中世に画家がタイムスリップして描き残したのでは(私はかわぐちかいじの「ジパング」を読んでます)。2024/04/22
りーすひぇん
3
写本に描かれた猫の姿をひたすら載せている。中世(5世紀から16世紀をこの本では扱っている)で猫がどのように扱われたのかといった短い解説付き。この解説と紹介されてる写本がマッチしてない( ^ω^ ) 猫の足跡が写本に残されてます→全然関係ない写本に描かれたネコの姿を紹介。まぁかわいいからいいけどね…ネズミが多かった時代に描かれているので、やはり猫とネズミはセット。2024/03/29
takakomama
3
写本の飾り文字の空間に、ページの余白に、絵の中にネコがいます。毛皮屋に捕まったり、儀式の生贄にされたり、虐待されたり、悪魔の化身と思われたり、中世はネコにとって受難の時代のようです。2024/03/26