目次
死=生の根源を問う―塩田千春の宇宙観
図版
断念と抱擁
窓と皮膚
反歌 夜のフラヌール
塩田千春とアンドレア・ヤーンとの対話
舞台美術の仕事
キール歌劇場における塩田千春の舞台美術を巡って
クロノロジー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
江藤 はるは
9
2019年は読書を通じて物事を繋げることがテーマだったのだけれど、塩田千春が張り巡らせた糸を目の当たりにしてそのテーマが完成しました。 「窓」に関してもじっくり考えてみたい。 2019/11/21
なる
4
2019年で最も魂がふるえた展覧会。作品ひとつひとつが生と死をまざまざと見せつける。巨大なインスタレーション群に言葉を失う。自分の周囲に限れば、女性はより感銘を受ける比率が高かった。塩田千春の人生で経てきた病気だったりの子宮的体験が作品に投影されていることを本能的に感じ取っているのかもしれない。
銀
2
素晴らしい作品を作られています。 実物がもっといろんなところで、観れたら良いのに。2020/06/28