出版社内容情報
もしもウマだったら、一日中走りまわりたいな。妹を背中に乗せてあげたいな。水泳大会では、きっと大活躍! どろんこの中を転げまわっても、おふろになんか入らないし、服だって着ない……大好きなウマになったら、こんなことがやりたい、という子どもの夢を、ダイナミックに描く絵本です。画面いっぱいに飛びまわるウマの姿は迫力満点。幸せそうな表情ですが、プールサイドにおかれた車椅子を見ると、この子がウマに憧れる気持ちにハッと胸を突かれます。すぐれた絵本にあたえられるコールデコット賞を二度受賞しているソフィー・ブラッコールの、力のこもった作品。家の中の細かい描写も秀逸で、ページをめくるたびに発見があります。
【目次】
著者等紹介
ブラッコール,ソフィー[ブラッコール,ソフィー] [Blackall,Sophie]
多くの子どもの本を手がけてきたオーストラリア生まれの画家。『プーさんとであった日―世界でいちばんゆうめいなクマのほんとうにあったお話―』『おーい、こちら灯台』(いずれも評論社)で、2度のコールデコット賞にかがやく
山口文生[ヤマグチフミオ]
英米の絵本や物語の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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