出版社内容情報
もしもウマだったら、一日中走りまわりたいな。妹を背中に乗せてあげたいな。水泳大会では、きっと大活躍! どろんこの中を転げまわっても、おふろになんか入らないし、服だって着ない……大好きなウマになったら、こんなことがやりたい、という子どもの夢を、ダイナミックに描く絵本です。画面いっぱいに飛びまわるウマの姿は迫力満点。幸せそうな表情ですが、プールサイドにおかれた車椅子を見ると、この子がウマに憧れる気持ちにハッと胸を突かれます。すぐれた絵本にあたえられるコールデコット賞を二度受賞しているソフィー・ブラッコールの、力のこもった作品。家の中の細かい描写も秀逸で、ページをめくるたびに発見があります。
【目次】
著者等紹介
ブラッコール,ソフィー[ブラッコール,ソフィー] [Blackall,Sophie]
多くの子どもの本を手がけてきたオーストラリア生まれの画家。『プーさんとであった日―世界でいちばんゆうめいなクマのほんとうにあったお話―』『おーい、こちら灯台』(いずれも評論社)で、2度のコールデコット賞にかがやく
山口文生[ヤマグチフミオ]
英米の絵本や物語の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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小崎アキ【知る人ぞ知る本棚】
95
なぜ鳥とかではなく馬なんだろう?と思いながら読んだ。読み進めると、その理由がサラリとわかる。その理由にせつない気持ちになった。もし私が動物になれるなら、ネコかな。理由は昼寝をしたいから。それだけの、なんともつまらない理由だけど、そんな願いを自由に思い描くのも悪くない。 ┃未読者向け解説 https://aki-o1984.hateblo.jp/entry/2026/10/19/0600002026/10/19
たまきら
38
新刊コーナーより、馬の絵に惹きつけられて。私も子どものころ馬になりたかったなあ…と思いながら読み始め…ああ!それで!と腑に落ちました。自分は今も、子どもの頃の軽い体で軽々と走り回り、階段の一番上から飛び降りて先生を恐怖に陥れ(真似してけがした男の子いたなあ)、松林をひょいひょいと駆け抜け誰にも捕まらなかった鬼ごっこを思い出します。あの時自分は、動物だった。車いすに乗るおばあちゃんになったら、それはそれで暴走してみたい…と思うのは。良くないことでしょうか。2026/02/25
とよぽん
37
タイトルに、なぜ?人間の方が自由でいいんじゃない? と思ったら。へ~、なるほどね。子どもはそう考えるのか。おもしろい。アナーキーな発想にうれしくなった。女の子の語りで話は進む。ウマの表情やしぐさが愛らしくて引き付けられる。途中に「いつもは くるまいすの わたしだって!」と、水泳大会の場面でアッと思った。ウマは自由でいいね。私もウマになれたら・・・妄想の世界で。2026/06/03
猫路(ねころ)
25
馬だったらいいな、というストーリー、あれ?っと思ったけど、なれるといいね、この子は想像力豊かだ。2026/02/27
みさどん
15
馬になることを夢見る、空想するってどんな子だろうと思ってしまう。がたいがいいだけで、家の中での暮らしは相当大変だろう。いつもは車椅子というところから、走る姿への憧憬が感じられて切なくなる。そんな馬を我が県はよく食べているのだから、さらに切ない。頭がいいだけに本当に切ない。私は食べられない。2025/12/28




