感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
45
フィンとコメットは大の仲良し。僕と犬とのかけがえのない時間。コメットの病気を心配するフィンに、お父さんは「希望を持つ事が一番」と教えてくれました。懐中電灯の灯り、大きなお月様の灯り。フィンは心を込めて祈ります。元気になって帰ってくれたコメット。新たなかけがえのない時間の始まりです。「希望」という言葉にしてくれたお父さんが素晴らしい。2023/03/13
anne@灯れ松明の火
30
新着棚で。犬のフィンは、コメットの親友。そのフィンが病気になった。心配で、心配で、涙をこぼすコメット、「ぼくに できること、ある?」パパは言う「きぼうを もつことだ」。パパ、いいこと、言うね! 表紙も寂しげだし、初めは、悲しい話かと思ったが、タイトル通り、「希望」のあるおはなしで、良かった。デザイン的で、色数を抑えた絵は、セバスチャン・ペロンさん。訳ひさやまたいちさん。2020/09/24
ヒラP@ehon.gohon
23
大好きな愛犬のコメットの具合が悪くなって、病院に行くことになりました。 コメットの不在の中で、少年フィンの心には、不安と寂しさが交錯します。 そんなフィンにお父さんが伝えたのは、希望を持つこと。 絵本の中で「希望」が様々な姿で表現されています。 祈りに近いかもしれません。 希望はかなうときもあれば、かなわないときもあるので、あえて絵本の結末はシークレット。 一心に祈るフィンの姿がけなげです。2020/11/07
ぱお
21
心を照らすのが希望なんだね。2020/10/11
みさどん
20
元気にしている我が家の猫がちょっと具合が悪くなると、とっても心配。そんな気分はよくわかる。一緒に過ごしていた犬が病院に泊まる。それを祈る光が描かれてきれい。結局風邪だなんて肩透かし。始めはよくなるかどうかわからないだなんて、そんな表現はあんまりだ。2023/02/01