内容説明
ノーマンはごくふつうのおとこのこ。ところが、あるひ、つばさがはえてきました!そらをとぶのってきもちいい!でも、どうしよう。パパにもママにもともだちにもいえません。だって、みんなノーマンのことを「ごくふつうのこ」だとおもっていますから。やがてノーマンがきづいたことは…?
著者等紹介
パーシヴァル,トム[パーシヴァル,トム] [Percival,Tom]
1977年イギリス生まれ。アニメーション作家、イラストレーター、絵本作家として幅広く活躍中。大学ではグラフィック・デザインを学ぶ。大手スーパーマーケットの広告で注目を浴び、キャラクター・デザインも手がける
ひさやまたいち[ヒサヤマタイチ]
翻訳家。英米の絵本を中心に翻訳をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
26
結局、みんなと同じ普通が良いっていう結論に見えるけど…2017/09/26
ヒラP@ehon.gohon
16
自分の背中に翼が有るって素晴らしいことですが、他の人と違うことを隠す日常は本当に辛いと思います。 翼は象徴的ですが、カミングアウトする勇気と自分のあるがままを生きる素晴らしさを感じさせる絵本です。 自分をさらけ出してしまったら、仲間もいっぱいいたのですから。2017/08/20
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
ごくありふれた男の子ノーマンの背中に、突然翼が生えてしまった。最初は喜んだが、人と違う姿になんとか隠そうとするノーマン。ラストの『まったく ありふれたこ なんて いないことが。みんな それぞれ とくべつで、 その ひとりが ぼく。あたりまえの ことだけどね。』の言葉がいい。2019/06/13
つき
11
突然生えてきた翼を隠すために、いつでもどんなときでもコートを着ていることにした男の子。でも、それはやっぱり無理があって…。翼を持ったことが嫌なのか、いつもコートを着ていることが嫌なのか。自分の個性を認められると素敵だね。でも、これが黒い翼だったら、どんな展開だったんだろう? と考えて、内容はまったく関係ないけど、「アーシアン」の千早を思い浮かべた。2018/01/23
退院した雨巫女。
11
《本屋》人と違うと悪く思ってしまうが、そんなことはない。2017/07/14