出版社内容情報
公園にすてられたぬいぐるみのくまのモフモフとプクプク。かわいがってくれる誰かをさがしに出かけますが……。
キルメニー・ナイランド[キルメニーナイランド]
1950-2009 年。ニュージーランド生まれの絵本作家。シドニーのアートスクールで学び、子どもの本のイラスト、アニメーションなどで活躍する。文章とイラストの両方を手がけた本が13冊あり、『かわいがってくれるの、だぁれ?』はそのうちの1冊。
せなあいこ[セナアイコ]
東京生まれ。英米の絵本や物語の翻訳をしている。訳書に『トレッリおばあちゃんのスペシャル・メニュー』、『あたし、うそついちゃった』、『なんでもだっこ!』などがある。
内容説明
とりには、ぼくたちのこえがきこえなかった。ねこには、ぼくたちのすがたがみえなかった。いぬには、こえもきこえたし、すがたもみえたのに、にげてっちゃった。ぼくたちどうしたらいい?だれかがこうえんにおいてった、ふるいはこにはいってた、くまのモフモフとプクプクのお話。
著者等紹介
ナイランド,キルメニー[ナイランド,キルメニー] [Niland,Kilmeny]
1950年‐2009年。ニュージーランド生まれの絵本作家。シドニーのジュリアン・アシュトン・アートスクールで学んだあと、本のイラストを描きはじめる。生涯に47冊の作品を発表しており、そのうち自分でお話とイラストを描いたものが13冊ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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あおい
9
捨てられた2匹のクマのぬいぐるみがかわいがってくれる人を探しに行くけどなかなかうまくいかず…大きな声を出したり強そうにしたり健気に努力するクマがかわいい。2023/11/30
遠い日
9
捨てられたぬいぐるみたち。新天地を求めて奮闘するも、一向にうまくいかず、寝てしまうのがかわいいなぁ。偶然の采配でかわいがってくれる持ち主が現れる。人形たちはかわいがられることで生きるのだ。2017/11/16
ゆ
5
古いおもちゃたちと一緒に捨てられた二つのくまのぬいぐるみ。鳥や犬とのコミュニケーションを試みるも失敗ばかり。そんな折、女の子に拾われて… 最後の方のへんな洋服が我が子のツボ。最後のページにも2人の茶目っ気が出てて笑える。ハッピーエンドで良かった。絵が温かみがある。2017/05/15
anne@灯れ松明の火
1
隣市分館新着棚で。捨てられたぬいぐるみのくま、モフモフとプクプク。表紙は、「げんきで つよそうに みえる れんしゅう」をしているところ。ぷぷぷ。かわいい~。ぬいぐるみ、動物はかわいいのに、人間はあまりかわいくないのが残念。2016/12/11
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