そして、奇跡は起こった!―シャクルトン隊、全員生還

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そして、奇跡は起こった!―シャクルトン隊、全員生還

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  • サイズ A5判/ページ数 253p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784566052673
  • NDC分類 297.9
  • Cコード C0000

出版社内容情報

エンデュアランス号の悲劇、そして栄光。酷寒の南極で船を失い、氷上を1年近くさまよった後、全員生還したシャクルトン隊長と27人の男たち。この永遠に語り継がれる真実の物語は「人間の生きのびる力」の強さを伝え、測り知れない感動をよぶ。(第47回・課題図書/高等学校の部)   

内容説明

シャクルトンは、南極大陸横断を目標にかかげながら、南極大陸にたどりつくことさえできなかった。目的を達するという意味では、そのはるか手前で失敗したことになる。ところがその失敗から、人類の成しとげた偉業のなかでもとりわけ心を打つ奇跡が生まれた。エンデュアランス号の乗組員二十八名が船を失い、氷の世界を一年近くさまよったあとに、一人も欠けることなく生還した事実は、人間にこれほどの力があったのかと、心の奥にずっしりとした感動を呼ぶ。オルビス・ピクトゥス賞、ボストン・グローブ賞オナーブック、アメリカ図書館協会優良図書、パブリッシャーズ・ウィークリー、ベスト・ノンフィクション受賞。

目次

想像してほしい
大英帝国南極横断探検隊
氷岩
南極のこぶし
氷山の上の冬
氷の圧力
深みのおもては凍りつく
オーシャン・キャンプ
反乱
忍耐、忍耐、忍耐
ボートへ
氷からの脱出
エレファント島への航海
陸地
救命ボートの旅―最初の十日間
救命ボートの旅の終わり
洞穴
南極海のアルプス
ワイルド・キャンプ
エピローグ

著者等紹介

アームストロング,ジェニファー[Armstrong,Jennifer]
若い人向けの歴史小説を中心に、絵本からノンフィクションまで、幅広い分野で活躍中の新進作家。本書が初の邦訳だが、すでに50冊以上の本を出版している。代表作は、「Black-Eyed Susan」「The Dreams of Mehan」など。今回初めてノンフィクションに挑戦し、高い評価を得た。最新作「In My Hands」もノンフィクションで、ホロコーストを扱ったもの。スミス・カレッジ卒。大の犬好きで、ニューヨーク郊外のサラトガに、夫と3匹の犬とともに住む

灰島かり[ハイジマカリ]
国際基督教大学卒。資生堂「花椿」編集部、コピーライタを経て、英国のローハンプトン大学院で児童文学を学ぶ。子どもの本を中心に英文学の翻訳、研究に携わる。著書に「こんにちは」、訳書に「猫語の教科書」「それぞれのかいだん」など。猫派、鎌倉市在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まふ

19
シャクルトンの南極横断探検の失敗と続く遭難の脱出と救援による全員生還という奇跡を要領よく説明した本。だが、最初に読んだ「エンデユアランス号漂流記」のほうがインパクトが強かった。仕方のないことではあろうが。それでも十分に楽しめた。2022/02/16

YKB

10
シャクルトンの振る舞い、決断力、統率力、どれをとっても、リーダーかくあるべし、と説かれているようであった。船を失ったとき、限られた所持品の中でバンジョーは必要と判断したこと、救助を求めてボートで就航した時に敢えて問題児とされる隊員を連れて行ったことなど、数え上げればキリがない。「全員で生きて帰る」という一点への集中力、執念は凄まじいものがある。映画も見てみたいが、現在入手困難…。沈没したエンデュアランス号が発見されたのを記念して復刻されることに期待。2022/06/28

リュウジ

10
★4遠足同様、冒険は家に帰るまでが冒険。成功しても帰途に命を落とすことも多いなか、不成功ながら遭難後1年半して一人も欠けず生還した南極探検隊のお話。これを奇跡というには軽すぎる。遭難して即生還に向かい邁進できるならいい。流氷や嵐に完全監禁、何もできることがない映画パピヨンの独房のような日々。行動開始しても心が折れる環境と不意打ちをかける自然。氷原、海、山を命がけトライアスロン。それでも彼らは狂うことも自死することもなく生還した。驚くべきはそれらの様子を何枚もの写真に残していたこと。そこに確かに彼らがいる。2020/12/07

よし

10
この本に出会えて、本当によかった。酷寒の地、南極で1年間以上にもわたって全員が生還できたとは! TV「アン・ビリーバボー」を遙かにしのぐ壮絶な奇跡の物語。「ボス・あなたなら戻ってくれると信じていました。」シャクルントンの言葉がすごい。「われわれを前へ前へと突き動かしていたのは、どうしてもE島にいる仲間を救いたいという焼け付くような思いだった。」彼らの乗った船は「エンデュアランス(不屈の忍耐)」だった。読み終えて、「人間ってすごいな」という思いで一杯になった。2018/06/21

ゆき

9
よく頑張った!!!誰一人死なせることなく帰還した奇跡の話。船が転覆して絶望に襲われようとも、信じてすすむ。汚いとか、不潔とかどうでもいい!最後助かる直前に、女性にこの汚い姿を見られたくないといっていたのが面白かった。2015/12/01

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