内容説明
医学・哲学博士である著者が、死の“深淵”からの生還者たちにインタヴュー。その驚くべき素晴しい証言の数々を収集・分析。人類永遠の謎“死後”の問題に真正面からとりくみ、全世界の注目を集めた、衝撃のベストセラー。
目次
1 死とは
2 死の体験
3 類例
4 疑問
5 解釈
6 印象
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鈴木律
1
臨死体験した人の話をまとめたもの。対象者がアメリカ人ばかりだけど、これが日本人だと三途の川を渡ろうとしたら、まだ来てはいけないと言われたとか、そういう感じになるのかな。面白かったし、死んだ後どうなるかというのは、人が知りたいと思う謎の1つだと思う。科学的に証明されていないことだから死後の世界はあると安易には思えないけど、死は恐怖じゃないとか、とても気分が良かったという体験談は、なんだか安心する。2020/08/02
sika_meter
0
いわゆる「臨死体験」をした人たちが目撃した「死ぬ人が見る世界」みたいなものについてのインタビューをまとめた一種の報告書。オカルト的なものとは一線を画そうと、著者(医師であり心理学者)が心を砕いて淡々と記録に努めているのが伝わってくる。なんの接点もない人たちが見た光景の中にいくつかの共通点があると言われると、確かに人知を超えた何かがあるような気がしてしまう。ただ著者自身も認めてるが、サンプルが一部の属性の人に偏ってる(要はアメリカ白人クリスチャンがメインでは)じゃんと気がついてしまうと興ざめするのも事実2019/07/08