出版社内容情報
お宮参り、厄年、引き出物、注連飾り、お布施……何気なく使っている冠婚葬祭のことばのもともとのいわれや正しい意味を解説します。
ことば舎[コトバシャ]
国語辞典・古語辞典・漢和辞典の編纂に長年たずさわってきた編集者六人が立ち上げたプロダクション。日本語に関する単行本・新書・文庫などをメインに幅広く企画・編集を手がけている。
内容説明
日本の伝統行事と慣習の意味をことばから知ることができる!古くからの式次第や作法のわけやいわれを楽しいイラストとともにわかりやすく解説。「冠・婚・葬・祭」の代表的な各20項目収録。付録には「婚礼衣装」「結納品」「冠婚葬祭の表書き一覧」を収載。
目次
第1章 「冠」のことば(岩田帯;産湯 ほか)
第2章 「婚」のことば(お見合い;許嫁 ほか)
第3章 「葬」のことば(危篤;臨終 ほか)
第4章 「祭」のことば(門松・注連飾り・鏡餅;お屠蘇・おせち・雑煮 ほか)
付録(婚礼衣装―和装(花嫁)
結納品―九品目 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MatsuNoHon
2
冠婚葬祭には、暦や日本の四季に合わせた行事も多く含まれる。 せっかく日本という、四季があり、農耕生活の歴史があり、氏神様の信仰がある場所に生きているのだから、季節の移ろいと生活の知恵を理解しておきたいかな。2018/06/24
Humbaba
1
頻繁に参加するわけではないけれど、何かの節目で行われること。だからこそ、その場におけるマナーはしっかりと認識して遵守しておく必要がある。それぞれのことばの本当の意味を知っておくことで、その成り立ちや経緯がわかり、なぜそうすべきかを実感を持って認識できるようになる。2017/04/13