出版社内容情報
エアリー島に住む少女ティルダは、大好きな兄が島を出ていったのは、自分のせいだと思って傷ついている。本土から一人の少年がやってきたとき、この子には島を愛してもらおうと一生懸命に魅力をアピールするが、空振りばかり。とうとう、行ってはいけないと言われている「幽霊島」に連れていく約束をしてしまう。二人の冒険の行方は?! ……美しい自然を舞台に描かれる、勇気と友情と家族の絆の物語。タイトルの「ゴーストライン」とは、幾千もの船人たちが通ってきた、見えないけれど、確かに安全な場所へと導いてくれる海の道のこと。
2025年度インディ―・ブック・アワード(児童書部門)受賞作。
【目次】
内容説明
じゃあ、幽霊が出る秘密の島に行ってみる?2025年インディー・ブック・アワード(児童書部門)受賞作。
著者等紹介
ベーレン,カチャ[ベーレン,カチャ] [Balen,Katya]
イギリスの作家。大学で英文学を学び、現在は作家として活躍中。また障がいを持つアーティストを支援するメインスプリング・アーツの運営にもたずさわっている。2020年、『ぼくたちは宇宙のなかで』(評論社)で、すぐれた児童書のデビュー作にあたえられるブランフォード・ボウズ賞候補に。二作目の『わたしの名前はオクトーバー』(評論社)で、2022年のカーネギー賞を受賞
こだまともこ[コダマトモコ]
出版社勤務を経て、児童文学の創作・翻訳にたずさわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
84
YA。英国の離島エアリー島はパフィンが巣作りをする島▽エアリー島に住む少女ティルダは島のことが大好きで7人しかいない同級生とも仲良く毎日を過ごしている。けれどティルダは兄のローワンが島を捨てて出ていったのは自分のせいだと思い苦しんでいた。ある日、観光客が去った時に本土からアルビーが引っ越してきた。アルビーは本土に戻りたくて反抗ばかりしている。ティルダは両親から頼まれて、アルビーの世話をする。「秘密の島」に渡ったことでふたりの絆が深まる▽パフィンの説明が必要。希望のある終わり方でよかった。2026.4刊2026/05/24
小説大好き
3
カーネギー賞作家ということでハードルが上がってしまったのか、あまり良い作品に思えませんでした。主人公の少女による一人称語りのため誤魔化されている節はありますが、みんな彼女に役割を押し付けすぎでは? 島に馴染めない新参者を子ども一人に押し付けその後全くフォローしない大人ってどうよ(怒)。ハーン『いまにヘレンがくる』と似たイライラを感じました。引っ越してきた少年も自分勝手でぶん殴りたくなりますが、彼も大人の都合で振り回されているので同情の余地はある気がします。過剰な比喩表現で文章が間延びしていてテンポも悪い。2026/04/16
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