パップという名の犬

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パップという名の犬

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  • サイズ 46判/ページ数 374p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784566024786
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

ジャーマンシェパードの雑種パップは、まだ数か月の子犬だが、体が並外れて大きい上に吠え癖があるため、人間に捨てられ、愛する少年とも引き離されてしまった。途方に暮れるパップを助けてくれたのは、フレンチブルドッグのフレンチだった。フレンチの仲間になり、七匹の捨て犬たちと群れをつくって生きることになったパップ。人間嫌いのピットブル、人間と犬の絆を信じるラブラドール、群れのリーダーの小型犬レディ・フィフィなど、個性豊かな犬たちが登場する。人と犬の間には、本当に「聖なる絆」があるのだろうか? ふたたび少年にめぐりあえる日は来るのだろうか? 動物をテーマに物語をつむぎつづける作家、ジル・ルイスの力のこもった新作。

内容説明

母犬は、かならず、子犬たちに教える。人間と犬との間には“聖なる絆”があることを―。捨てられ、野良犬として生きることになったパップにも、たったひとり、大切な人がいた。パップは「あの男の子」にもう一度会えるだろうか。

著者等紹介

ルイス,ジル[ルイス,ジル] [Lewis,Gill]
イギリスの作家。おさないころから野生の生き物に興味を持ち、大学では獣医学を専攻。卒業後、獣医として働くかたわら、野生動物との出会いを求めて、さまざまな国を旅する。現在は作家として活躍中

さくまゆみこ[サクマユミコ]
出版社勤務を経て、フリーの翻訳家・編集者として多くの本を送りだしている。JBBY(日本児童図書国際評議会)会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

78
児童書。YA。主人公は捨てられた子犬のパップ。人との絆を信じ、愛された記憶を胸に生きていく犬たちの物語▽しかばね横丁に捨てられたパップはフレンチに助けられ、レディ・フィフィの群れに入れてもらう。パップ含め8頭の犬たちはそれぞれ人に虐げられ逃げ出した過去を持つ。パップは野良犬として生きることを学んだが、ある犬の裏切りで仲間はバラバラになる。檻の中に捕まったパップはいい出会いもあったが、人間に翻弄され何度も傷つく。パップは幼い頃に愛してくれた少年との再会を強く願う▽波乱万丈の犬生にドキドキさせられた。2023/08/16

まる子

20
パップ(犬)とその後に仲間になる複数の犬がメインの物語。仔犬のパップは少年の犬のはずだったのに、噛み癖があるため捨てられた。そこで様々な犬と出会い野良犬生活。仲間に出会い、人に保護され、新たな飼い主に再び捨てられ、保護されたと思ったら闘犬として命をつなぐ日々。闘犬として生きるのも大変💧その場を逃げ出しあの時の仲間に再会。そしてなんとなく記憶にある場所、そして懐かしい匂い。青年になったリーは、ひと目見て、この成犬がパップだとわかった!今度こそは幸せになると思っていたけれど…。老犬になっていたんだね。2023/01/26

えりまき

16
2023(307)第35回読書感想画中央コンクール指定図書。ジャーマンシェパードの雑種パップの障害。人間の都合で捨てられ、貰われ、闘わされたりしながらも、人間との「聖なる絆」を信じる犬たちのお話。身勝手な人間たちに憤り。とても切ないお話です。親友のフレンチ、優しいレックス、グループのリーダー・レディ・フィフィ、対立するグループのリーダー・キバ。ジルさんの他の作品も読んでみたい。 2023/10/29

なま

7
★4 人間に捨てられた子犬のハップ。野良犬レディ・フィフィの仲間達と共に波瀾万丈な人生ならぬ犬生を歩む事になる。様々な信頼と裏切り、翻弄されるハップの心情が生き生きと描かれていて共感しやすい。また、両足の間にしっぽを垂らす描写や母の面影を求めてレディ・フィフィにすり寄る様子など犬好きにはたまらない可愛さもある。とても大切な人のそばにいたいと願うのに、違う選択をする必要がある時がある。犬生に忠実に生きる姿が胸を打つ。2023/10/18

nekonekoaki

6
はるか昔、犬と人間はある時期から特別な関係をもつことを誓って、それ以来両者は互いに大切な存在として相手を尊重して生きてきました。やがて時が経ち人間はそのことを忘れ去ってしまい犬たちだけがその誓いを語り継いできました。元々は強い絆で結ばれていたはずの犬と人間との交流を、昔のように取り結ぶことはできなくても、遠い記憶の一筋の糸で繋がりながら、今も脈々と続けていくことができることの幸せを感じました。気になっていた、さし絵は誰が描いているのかという疑問は最後まで読んで判明しました。2023年1月20日初版発行。2023/07/23

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