戦場のオレンジ

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戦場のオレンジ

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  • サイズ B6判/ページ数 124p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784566024205
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

内容説明

破壊されたベイルートの町で、よりそって暮らすアイーシャたち。母さんは爆撃で行方不明になり、たよりにしていたおばあちゃんまで、たおれてしまった…。おばあちゃんを助けるには、グリーンラインのむこうまで薬をもらいに行かなければならない―敵の土地まで。十歳の少女がくだした決断とは?

著者等紹介

レアード,エリザベス[レアード,エリザベス] [Laird,Elizabeth]
イギリスの作家。多くの話題作を発表している。マレーシアで教師生活を送り、夫の仕事の関係で、エチオピアやレバノンに長期滞在した

石谷尚子[イシタニヒサコ]
東京生まれ。上智大学文学部英文学科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mocha

93
【西日本読書感想画コンクール課題図書】30年程前、内戦時下のベイルート。東西に分断され、停止線グリーンラインを挟んで兵士が睨み合う街。10歳の少女・アイーシャは、祖母の薬を手に入れるため、グリーンラインを越えて走る。怖い兵士にも「子煩悩な父」という顔があり、何も知らない子どもも敵から見れば「シーア派のガキ」と呼ばれる現実。「人を憎まないで」と言う女性医師は作者の投影だろうか。2016/06/21

☆よいこ

51
内戦下のレバノンで爆撃に巻き込まれ母を亡くし、おばあちゃんと弟たちと逃げてきたアイーシャ。親切な人に助けられ他の避難民と一緒にアパートでなんとか生き延びていたが、おばあちゃんの具合が悪くなった。お薬さえあれば助かると思ったアイーシャは、たったひとりで戦場を駆け抜ける。▽作者の実体験からかかれた物語。相手が誰で、なんのために戦っているのかもわからないのに、子ども達は巻き込まれ傷ついている。戦争は不条理だ。2019/08/20

ブルちゃん

32
このお話が全て空想ではないということ。敵味方の誰もが同じ人間であること。皆が同じく苦しい中で、本当に手を差し伸べてくれる人がいる。私はそんな偽りのない強さを持った人達を、心から尊敬します。特集してくれた図書館の方に感謝。原書はイギリスでのハル児童文学賞受賞。2023/05/04

さく

22
ベイルートの町は、西と東に分断され、その境界線では日々戦闘が行われていた。10歳の少女アイーシャは、祖母の薬を手に入れるため、境界線を走り抜ける。作者自身がベイルートに住んでいた時の思い出をもとにした物語。2016/04/24

雨巫女。@新潮部

10
《私-図書館》普段の暮らしから、戦場になり、母が亡くなり、おばあちゃんとアイーシャと弟。家もなく、他の難民とアパートの隅で暮らしてる。おばあちゃんの具合が、悪くなり、危険な場所を越えて、薬を貰いに行くアイーシャ。頑張って薬を貰ってきた。平和の重要なことが、よくわかった。2020/11/14

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