出版社内容情報
<昼と夜の変化に自然界はどう適応するか?>日本と多くの共通点を持つイギリス自然界の様相を、愛情をこめたエッセイと精緻なイラストで綴り、自然の仕組みを科学的に解説した自然観察の入門書。 小学校高学年~
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がらくたどん
19
『四季の自然』と一緒に仕舞ってあった。表紙は野花が咲く春の小川をカワウソが渡ろうとするスケッチ。裏表紙は睡蓮の浮かぶ夕暮れの池。データに書影がないのが残念だ。本書では草原・空・ムーア・林・渓流・海岸付近の昼と夜が対比的に描かれ語られる。蜘蛛が巣を張る時の糸掛けの手順とかナメクジの交尾姿勢とか、解説部分もとても面白い。挿絵は『四季の自然』同様にディヴィッド・A・ゴダード。マックス・フーパーは「解説」という立ち位置だが共著と思った方が実際の仕事には近いのかもしれない。『四季の自然』より少し教科書っぽく感じた。2021/11/19
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