出版社内容情報
犬のハナキキは、マーリンに拾われて以来、幸せに暮らしてきました。ところがある夜、謎の集団に襲われてマーリンと弟子のモルガナが行方不明に……。ハナキキよ、立ち上がれ! 愛する家族を取りもどすのだ! 魔法を使える犬ハナキキの大活躍!
内容説明
犬のハナキキは、マーリンに拾われて以来、幸せにくらしてきました。ところがある夜、謎の集団に襲われてマーリンと弟子のモルガナが行方不明に。ハナキキよ、立ち上がれ!愛する家族を取りもどすのだ!
著者等紹介
ゲイル,エリック・カーン[ゲイル,エリックカーン] [Gale,Eric Kahn]
アメリカ合衆国の児童文学作家。活動の当初は劇作家を目指していて、ウォルト・ディズニー・カンパニー等から賞も獲得した。自身の体験を基にした“The Bully Book”で作家デビュー
大山泉[オオヤマセン]
1951年、大阪府生まれ。東京外国語大学英米語科卒業。出版社勤務を経て、児童文学及び絵本の翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
杏子
15
読み始めはまぁまぁ面白いかと思ったことを記しておく。でも他に読んでいた本を優先したりして、この作品はずっと中断していた。犬が魔法の石に宿った力を得て、口をききだすというところが面白いと思えた点かな。その後、いなくなったモルガナとマーリンを探して旅を始め、アーサーという男の子と出会ったときは、あぁこの子、アーサー王か、と思ったあとは長らくの中断。 人物の名前や事象はアーサー王伝説を模してはいるが、これは全く違う物語なのだと気づいてしまってから興味が薄れてしまった。やっと最後まで読んだが、続きは読まないかな?2019/05/03
mntmt
12
犬の語りがコミカルで良かった。2021/01/03
史
5
アーサー王伝説をほとんど知らないのに読む。けどもおそらくそこまで原典は重要ではないらしく。魔法使いのその犬が主役であるというのが軸である。勇気溢れる冒険譚でありましょうか。児童文学過ぎる翻訳は少し引っかかりますが、可愛らしく時に激しいファンタジーであることには間違いない。悪くない。2025/05/27
土筆
4
作者も気に入ってるという話題の表紙。「エヘヘ、岩に刺さってたイイ感じの棒拾ってきたー」という犬を想像してたら、とても賢い犬ハナキキ(Nosewise)が語り手の物語。魔法使いマーリンを始め、モルガナ、アーサー、レオデグランス、グィネヴィア、オベロン、二ヴィアン。アーサー王伝説の人たちが設定を変えつつたくさん出てくるのも楽しかった。ただ挿絵が文章と合っていない(剣を抜く場面など)のが残念。2025/08/25
こひつじ
4
上等ファンタジー。犬が主役!!本気で主役。犬だから理解できないとこも色もあるけど、犬だから仕方ない(笑)面白かった~。アーサー王物語知らなくても全然平気。続編も読む。2025/06/08
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