児童図書館・文学の部屋<br> 紅のトキの空

個数:

児童図書館・文学の部屋
紅のトキの空

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年08月27日 01時26分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 272p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784566013988
  • Cコード C8097

出版社内容情報

12歳のスカーレットと8歳のレッドのきょうだい。夢は紅のトキの飛ぶ情景を見ること。けなげに生きる子どもたちを描く感動作。

ジル・ルイス[ジルルイス]
イギリスの作家。幼いときから野生動物に興味を持ち、長じて獣医となる。児童文学の創作を学び、『ミサゴのくる谷』でデビュー。この作品が高い評価を受け、つづけて『白いイルカの浜辺』、Moon Bear を発表。

さくまゆみこ[サクマユミコ]
翻訳家・編集者。著書に『子どもを本好きにする50の方法』『エンザロ村のかまど』、翻訳に「クロニクル千古の闇」シリーズ、『ミサゴのくる谷』『白いイルカの浜辺』、『わたしのひかり』『いきているひかり』『海のひかり』など多数。

内容説明

スカーレットは十二歳。母さんと弟と、三人で静かにくらすことが願いだ。なのに、母さんは入院しなくちゃいけないし、弟は児童ケアホームに入らなくちゃいけない。どうして、家族がはなればなれになるの?

著者等紹介

ルイス,ジル[ルイス,ジル] [Lewis,Gill]
イギリスの作家。大学では獣医学を専攻。卒業後、獣医として働くかたわら、野生動物との出会いを求めて、さまざまな国を旅する。バースの大学で子どもの本の創作を学び、執筆活動を開始。デビュー作『ミサゴのくる谷』Sky Hawk(評論社)が高い評価を受ける

さくまゆみこ[サクマユミコ]
出版社勤務を経て、現在はフリーの翻訳家・編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

40
児童文学だが、社会的養護への問題提起の書。「保護」の名の下に、親と子が、姉弟が離れていいのか。SWは口癖のように「最善の利益」を口にするも、当事者の声を聞いていない。12歳の姉は嘘をつき、「自閉症」のラベルを貼られ保護された「バードボーイ」たる弟を奪還する。「作者あとがき」で、<英国にはスカーレットのような子どもがたくさんいます。こうした子どもたちが、家族の保護者としておとなの役割果たしていることもしばしばです>と。原作名は『スカーレット アイビス』。ショウジョウトキの群れが空を舞う姿が印象的なカバー。⇒2020/05/21

杏子

19
12歳のスカーレットは母親と弟との生活を守るために努力と奮闘を繰り返す。こんな家族が英国にはたくさんいるんだとか。日本とは違った状況だけれどなかなか厳しいものがある。子どもの面倒を見られない親のために、離ればなれになる子どもたち…。弟レッドと一緒にいたい、っていうだけのことなのに。スカーレットは幸運だったのだろう。結果的には、よかったんだけれど複雑な気分。レッドとスカーレットがイメージする世界は美しい!真っ赤なトキが群れ飛ぶ光景、さぞやと思う。エピローグの繰り返し部分にぐっとくる感じだった。2017/06/25

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

9
12歳のスカーレットは、精神を病んだ母と発達に障害がある弟と3人暮らし。家族を守るため家事をこなし懸命に生きるスカーレット。だが、そんな時家が火事になり家族はバラバラになってしまう。ヤングケアラー、養護、福祉の問題提起でもある。 【身近なだれかによりそうー家族のかたち】2025/03/03

ぽけっとももんが

7
なるほど欧米では家庭に事情のある子は施設ではなく里親に保護されることが多いというのはこういうことなのか。日本なら、児童養護施設に入るところだろう。そしてやはり弟レッドとも一緒にいられないだろう。13歳のスカーレットには、母親がわりに弟を育て、かつ何もできない母親のことにまで気を配るのは無理なこと。彼女の望みとは反対にルネの家族に引き取られたのは良かったのだ、きっと。頼れる大人は周りにちゃんといた、その幸運にスカーレットが気づいてよかった。2017/04/23

timeturner

6
心の病を抱えた母親と自閉症の弟のためにひとりでがんばる12歳の少女。つらい話だけど現実に起きていることでもある。ちょっと出来過ぎの感もあるけど最後にほっとできてよかった。猫おばさんならぬ鳥おばさんの存在がすごく効いてる。2019/04/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11231001
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品