出版社内容情報
ジョーの夢は天文学者になること。ひょんなことから億万長者に見込まれて後継ぎに望まれるが……。夢を持つ大切さを伝える物語。
ナタリー・バビット[ナタリーバビット]
1932年生まれ。現代アメリカを代表する児童文学作家の一人。映画化された作品もある。『時をさまようタック』『悪魔の物語』『グリム童話 あいててて!』などの本が日本で紹介されている。
こだまともこ[コダマトモコ]
早稲田大学卒業後、出版社勤務を経て、児童文学の創作・翻訳にたずさわる。創作に『3じのおちゃに来てください』、翻訳に『天才ジョニーの秘密』『スモーキー山脈からの手紙』などがある。
内容説明
ジョー・カジミール少年の夢は、天文学者になること。月を見るのが、なによりも好きなのです。でも、まだだれにも打ち明けたことはありません。そんなジョーが、とつぜん、億万長者のあとつぎになれといわれたら…?!
著者等紹介
バビット,ナタリー[バビット,ナタリー] [Babbitt,Natalie]
1932年アメリカのオハイオ州に生まれる。子どもの本の作家、イラストレーターとして活躍中。現代アメリカを代表する児童文学作家のひとりである
こだまともこ[コダマトモコ]
早稲田大学卒業後、出版社勤務を経て、児童文学の創作・翻訳にたずさわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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mntmt
25
誰もが一度は立つ人生の岐路。お金か自分の夢か。いい意味でアメリカンなテイストの本です。2016/08/07
花林糖
14
(図書館本)祖母と暮らしていたジョーが12歳の夏に起こった人生の選択のお話。アメリカ的な雰囲気で読みやすかったけれど『ニーノック・ライズ』と比べると好みではなく残念。2019/11/20
timeturner
5
いかにもアメリカらしい話だなあ。でも、昔の作家のようにそう信じこんで書いているのではなく、こうありたいとの願いをこめて書いているところが大きな違いだと思う。私なら月より金かも(^^;)。2016/07/25
NakaTaka
4
「時をさまようタック」のナタリー・バビット作。タックは大好き。だがこの本はその雰囲気とは全く違う。影を抱えた12歳男子ではあるけれど。また冒頭は少し拗ねているけれど。彼の成長を助けてくれる周りの大人も子供もいい。ある意味アメリカンドリーム。2017/10/08
Olga
3
おばあちゃんいわく、「そのときになれば、なんとか道は見つかるもんです」。その通りだと思う。2016/07/26
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