内容説明
名探偵シャーロック・ホームズの手助けをしたベイカー少年探偵団が、今回は主役となって登場です。イギリスの作家アンソニー・リードが、心おどるお話6作を書き下ろしてくれました。はらはら、どきどき、少年探偵団と共に冒険に出発だ。
著者等紹介
リード,アンソニー[リード,アンソニー][Read,Anthony]
ロンドンの名門演劇学校に学ぶ。18歳で俳優のマネージャーとなる。それ以後、広告、新聞雑誌、出版、TVプロデューサーの仕事を経た後、作家生活に入る。200を超える人気TV番組の著者権を持つ。ノンフィクション作品も手がけ、『水晶の夜事件(Kristallnacht)』では、H.H.ウインゲート賞を受賞
池央耿[イケヒロアキ]
1940年東京生まれ。1964年国際基督教大学教養学部人文科学科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブックマスター
23
ベイカー街少年探偵団が主人公の海外のパスティーシュもの。この作品の元はBBCが作成した「ベイカー少年探偵団」というTVドラマらしい。番組のプロデューサーで脚本も担当した方が書き上げたということもあり、とても話の内容がしっかりしている。翻訳も分かりやすいかつ上手で読みやすかった。描写には、子供には分かりかねる歴史上の出来事も含まれているので大人にも読みごたえ十分。名探偵も誘拐されるんだなぁと思いつつ(笑)、少年たちと一緒にドキドキハラハラしました。ドラマ見てみたいな…。2016/03/19
ホームズ
6
ベイカー・ストリート・イレギュラーズの話ってことで読んでみました(笑)子供むけの本なんでサクサク読めましたね(笑)こういった本ではお約束のモリアーティ教授が登場したりしてそれなりに楽しめた感じですね(笑)ホームズがもっと明智小五郎並にむやみやたらにすごい探偵だった方が好みかな~(笑)2009/09/09
moe
5
シャーロック・ホームズのミステリに時々出てきてホームズの手伝いをしていた少年たち(ベイカー街遊撃隊)を主人公にした「ベイカー少年探偵団」の物語。明智小五郎の少年探偵団の活躍をワクワクしながら読んだ昔日を思い出す楽しさでした。2011/06/10
科学の小鹿
4
深く、じっくりと読んでいくシャーロック・ホームズの本に比べて、軽く、さらっと読むことができます。いきなりのモリアーティに驚いたけど、この人によって展開していくストーリーがあるのかと思うと、少年探偵団はどう立ち向かっていくのか楽しみな気持ちがあります(^^*)2014/04/30
timeturner
4
ヴィクトリア朝ロンドンの情景が詳細に描かれていて、大人が読んでも納得できる内容になっている。子供だからといって手加減しない池央耿訳にも好感度大。2014/11/02
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- 和書
- 国際地域研究 〈4〉