内容説明
学校で、待ちに待った牧場の勉強がはじまりました。遠足では、牧場に行くことになりました。そして七才になったとき、アルおばさんのおかげで、ソフィーは、乗馬のレッスンもはじめました。生きものがだいすきな、やりぬく女の子ソフィーは、一歩一歩、“女牧場マン”に近づいていきます。でも、こまったことに、牧場ちょきんがちっともふえません。そこで、ソフィーが考えたのは…。
著者等紹介
キング=スミス,ディック[キングスミス,ディック][King‐Smith,Dick]
1922年、イギリスのグロスターシャー生まれ。第二次世界大戦にイギリス陸軍の将校として従軍し、戦後は長い間、農業に従事。50歳を過ぎてから教育学の学位を取り、小学校の教師となる。その頃から童話を発表しはじめ、60歳になった1982年以後は執筆活動に専念している。主な邦訳作品に、ガーディアン賞受賞の『子ブタ シープピッグ』などがある
パーキンズ,デイヴィッド[パーキンズ,デイヴィッド][Parkins,David]
イギリスのイラストレーター
石随じゅん[イシズイジュン]
1951年、横浜市生まれ。明治大学文学部卒業。公立図書館に勤務ののち、主に児童文学の翻訳に携わる
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tiruna
1
読んでました2015/07/14
ヴェルナーの日記
1
本作は、同シリーズの4巻目になる作品。本来なら3巻目を借りてくる予定だったが、間違えて借りてきてしまった。とはいっても、基本的に1話完結型の作品なので、大きな支障はない。ただ、本シリーズは、主人公ソフィーの成長物語なので、できれば、順序だてて読んでいくのが好ましい。本作では7歳になった彼女が、学校で牧場の勉強が課題になったことに喜び、そして牧場へ遠足に行く。またアルおばさんとの約束どおりに乗馬のレッスンも始まる。2014/06/06
のん@絵本童話専門
0
すごく面白くて没頭して読んだソフィーシリーズ5作目。生き物が大好きで女牧場マンになると誓っているソフィー。ちょっと気難しい性格ですが、「一度決めたらやりぬく女の子」という触れ込みが何度も出てきます。努力し続けるというよりは、決意したことは絶対曲げないという感じでしょうか。学校では牧場の勉強が始まり、乗馬スクールにも通うことになり、少しずつ夢の女牧場マンに向けて前進が見られる巻でした。素晴らしいのは、大・大おばさんの叱咤激励があり、ソフィーの頑固で幼い部分を乗り越える成長が見られたこと。低・中学年2022/06/27
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