評論社の児童図書館・文学の部屋<br> ケンスケの王国

個数:
  • ポイントキャンペーン

評論社の児童図書館・文学の部屋
ケンスケの王国

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月02日 21時43分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 210p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784566012998
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

少年マイケルと愛犬ステラが流れ着いた“無人島”には、奇妙な日本人が一人、住みついていた。その人の名は「ケンスケ」。島のサルたちを守り、ひっそりと暮らしている旧日本兵だったー。南海の孤島を舞台に少年と老人の心の交流を描く。★2000年イギリス「子どもの本賞」受賞!   小学校高学年~

内容説明

ヨットで世界一周の航海に出たマイケル少年一家。しかし、オーストラリアを過ぎたある日、マイケルは、愛犬ステラとともに夜の海に落ちてしまう。…気がつくと、そこはジャングルにおおわれた無人島。いや、たった一人、奇妙な日本人が住みついていた。その人の名は「ケンスケ」。現代イギリス児童文学を代表する作家が、南海の孤島を舞台に、少年、愛犬、老人、オランウータンたちの心の交流を描き出す。喜びと悲しみが交錯する結末は…。2000年、イギリスにおいて、審査員が子どもだけというユニークな賞「子どもの本賞The Children’s Book Award」を受賞。

著者等紹介

モーパーゴ,マイケル[モーパーゴ,マイケル][Morpurgo,Michael]
1943年、イギリスのハートフォード州生まれ。ロンドン大学キングズ・カレッジ卒業。小学校教師を経て作家となり、とりわけ児童文学作品を数多く発表。この分野で、現代イギリスを代表する作家としての地位を確立している。『ケンスケの王国』で、2000年のイギリス「子どもの本賞」を受賞

佐藤見果夢[サトウミカム]
1951年、神奈川県生まれ。明治大学文学部卒業。公立図書館に勤務ののち、絵本や児童文学の翻訳に携わる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なま

19
★★★★☆家財道具を売り払いヨットを買って世界一周航海なんてあり得ない!と思いつつ物語に飲み込まれてゆく。あとがきを読むと作者モーパーゴは第二次世界大戦終戦後、南の島に隠れていた日本兵発見の記事を知り、物語の中の無人島にいた日本人ケンスケを描いたようだ。漂着した主人公が火を炊き発見して貰いたい気持ち。無人島の動物と穏やかに暮らしたいケンスケ。文明と自然の共存の難しさ、主人公とケンスケはお互い好意を抱いても見つめる未来が違う。無人島の危険、自然の営みや美しさを描く。言葉は通じなくても気持ちは通じる一冊!2020/02/11

みなみ

7
まず、失業して一年間ヨットで世界一周をするという設定がすごい。なかなか出来ないと思う…(実際、親類に止められてるし)日本人が出てくる、戦争にまつわる物語。ビンに詰めた手紙のくだりはお互いの気持ちがわかって切ない…2019/04/10

頼ちゃん

7
題名から内容が全く想像つかなかった。ケンスケは主人公の名前で少年かとおもっていた。無人島に流れ着く冒険小説のようであり、反戦小説にもなっている。出だしからしてきょうみ最近の小説かと思っっていたらそうではなかった。なぜ存在を知らなかったんだろう。2016/06/23

riviere(りびえーる)

7
今までの生活を捨て、ヨットで世界一周の旅に出るという父親の提案に乗った一家。11歳の息子マイケルは旅の途中ヨットから落ちて愛犬とともに見知らぬ海岸に漂着する。そこで元日本兵ケンスケに助けられ、彼との交流がマイケルを成長させる。ケンスケはタイトルにある「王国」の王様というよりは島の動物たちとともに生き、独自の文化を創造しながら自活する仙人、老賢者といった印象。2014/05/02

あられ

5
「ロビンソンクルーソー」や「十五少年漂流記」のモーパーゴ版 無人島に漂着したマイケルには指南役がいた 英語を使うようになったケンスケが日本に戦争がないと聞いて安堵する場面が好きです 日本の知識をたくさん持っていないイギリスの人が、そこははっきりと答えるのです それは誇らしい思いがしました 無人島で一人生きるケンスケの暮らしがこれほど順調であるはずがないと思いますが、故国に戻る選択をしなかった心情が切ない これも味わいは違うが、モーパーゴの反戦の物語なんだと思った 2022/05/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/568942
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。