出版社内容情報
冒険好きなぶたの家族、メロップス一家の面々のドキドキ、ハラハラ大作戦!「メロップス一家、石油をほりあてる」「メロップス一家、たからさがしに海へ」「メロップス一家の地底たんけん」の3話を収録。絵本形式の読み物ですので、小さなお子さまへの、はじめての読み物として最適です。 小学校低学年~
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
8
ウンゲラーの第一作として見た絵本。 その後の絵本の破天荒さと比して、極めてシンプルな絵調です。 子どもたちに冒険話をする際に、「石油を採掘するためにはこんなことが必要で、石油はこんな場所にあるんだよ」とか、「宝物を見つけたのはいいけど、船をこわしたら弁償しなければいけないんだよ」とか、「地底の洞穴にはこんなことがあるんだよ」とか、子どもたちにはどうでも良いこと(ゴメンナサイ)に、とても几帳面にこだわっている。 この本を見るとお父さんて何でも出来ちゃうんだねと、子どもたちにとって偉大な人間に思えてくる。2009/08/13
ぼんくら
6
宝探しのブックトークで使用。「メロップス一家、石油をほりあてる」「メロップス一家、たからさがしに海へ」「メロップス一家の地底たんけん」父と息子四人と母の冒険。母はおうちで迎えてくれることが多いけど…。宝探しの結末で船の弁償して税金払ったら何にも残らなかったけど、冒険が目的だもんね(^^)v2011/03/31
timeturner
4
石油堀りも宝探しも欲に駆られてではなく、純粋な科学的冒険として楽しんでいるところがいい。挿絵も中身とぴったり。冒険に行くのが父親と男の子たちだけというのが気になるが、1950年代に書かれたものだから仕方がないか。今だったら女きょうだいもいるだろうし、母親も一緒に行くよね。2014/07/17
がる
4
なかなか終わらないウンゲラー祭り☆ 豚のメロップス一家のお話。石油を掘り当てたり、海の底に沈んだ宝を探しにいったりと、景気いいなぁ。時代かな(笑) 人魚も豚なのに笑いました。 豚魚?2011/03/09
Incisor
3
表情豊かにえがかれるメロップス一家にあっという間に愛着を感じる。イヌも含めて。冒険に出かけることになるのが、いつも唐突で、しかもあっという間に絶体絶命のピンチに。ハラハラさせられながらも、どこかのどかな、その両極端な空気感がたまらない。2022/03/02
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