内容説明
びじゅつかんには、いつだってふしぎがいっぱい。もしも、めいろにまよいこんだら…?さあ、いっしょにぼうけんのたびにでかけましょう。
著者等紹介
レーマン,バーバラ[レーマン,バーバラ][Lehman,Barbara]
シカゴ生まれ。ブルックリンで学び、現在もニョーヨーク在住。ほかの作品に、コールデコット賞次点作となった『レッド・ブック』(評論社)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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masa@レビューお休み中
105
『THE RED BOOK』に続いて、バーバラ・レーマンさんの絵本、2冊目です。この絵本も、文字がまったくないサイレントブックになります。文字がない絵本って面白いんですよね。説明がないから、自由に解釈ができちゃうんですよね。『MUSEUM TRIP』は、直訳すると美術館の旅ですよね。ここでは、主人公の少年が美術館の中で旅行をしてしまいます。学校の見学授業で訪れた美術館。でも、主人公の少年はみんなとはぐれてしまいます。ここから、彼のひとり旅がはじまります。そして、不思議な迷路の中へと進んでいくのです…。2015/10/15
Kawai Hideki
70
迷路好き向けの字のない絵本。博物館で解けた靴紐を直しているうちに仲間とはぐれてしまった男の子が、秘密の部屋を見つける。入ってみると不思議な迷路の展示が。なんと、迷路の絵を見ているうちに、その世界に入ってしまうのだ。見事、すべての迷路をクリアして、無事に仲間と合流。そして、博物館の職員から秘密のメダルをもらったのだった。その職員自身も過去にメダルを獲得した模様。こうして、迷路クリア者の伝統は引き継がれていく…。2017/09/17
mntmt
14
この子だけ、なんだか得した感じだね!2015/08/25
ケニオミ
12
表紙に惹かれて手に取りました。学校の遠足で美術館に連れて来られた男の子。美術館内で靴の紐を結んでいる間にみんなとはぐれてしまいます。そっからお楽しみの一冊です。首掛けのメダル、あれは一体何なのだろう。美術館のえらそうな館員も首からぶら下げていたので、男の子と同じ体験をしたのでしょうか。疑問が残る一冊でした。2015/07/23
けいねこ
11
博物館見学からはぐれちゃった男の子が、展示物に紛れ込んで……という迷路絵本になっていました。2018/02/16