内容説明
マシュウとおじいちゃんは、犬のライカがだいすき。ライカは、かしこくてぎょうぎのいいゴールデン・レトリバー。毎日みんなで森や草原をさんぽします。ところがある日、ライカはびょうきになってしまいます。…やがてマシュウは、人生にはかなしみというものがあることを学んでいきます。この絵本は、スウェーデンの作家、マッツ・ウォールによって書かれ、トード・ニグレンが美しい絵をかきました。
著者等紹介
ウォール,マッツ[ウォール,マッツ][Wahl,Mats]
スウェーデン在住。教師であり、作家。これまでに20冊以上の作品を発表しており、そのうちの何冊かはヨーロッパで賞を受けている
ニグレン,トード[ニグレン,トード][Nygren,Tord]
スウェーデンでもっとも人気のあるイラストレーターのひとり。30年以上にわたって子どもの本を創りつづけ、多くのファンを持っている
ふじもとともみ[フジモトトモミ]
1953年熊本生まれ。フェリス女学院大学文学部英文科教授。JBBY(日本国際児童図書評議会)理事、日本イギリス児童文学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Rosemary*
32
表紙のG・レトリバーが可愛くて手にとりましたが、とても悲しいお別れのお話でした。おじいちゃんの飼い犬ライカは、病気になりゴハンを食べなくなり、もう治りません。マシュウ坊やが体験する悲しい別れ。とても辛くてホロリ。2014/06/28
がる
4
スウェーデン発。 背表紙でカメラの絵本♪と思ったら、犬の絵本でした。スウェーデンならハッセルブラッドでしょ!とか突っ込もうと思ったのに・・・。 えーと(汗) 暗い表紙に合わせて暗い内容。 安楽死させなきゃいけないほど弱っているようにも見えないのだけれど、絵本だものやんわり表現なのか、何なのか。腑に落ちない・・・。 せめて表紙をこんなに暗くしなくてもって感じでした。2012/10/30