内容説明
もりへあそびにいったうさぎのヴィルジルとねずみのディディ。あみにかかったことりをたすけたのはいいのですが、みちにまよってしまいました。よるになり、つきあかりのなかに、いえがいっけんみえてきました。ヴィルジルはとびらをとんとん。すると、おばあさんがでてきて、「かわいいこうさぎだこと。さあ、おはいり。ごちそうしてあげよう」でも、そのおばあさんは…。
著者等紹介
ルカイユ,オルガ[ルカイユ,オルガ][Lecaye,Olga]
1916~2004年。フランスの絵本作家。ロシア人の両親のもと、パリに生まれ、ルーブル美術学校で学ぶ。小児科医・詩人である夫とともにエジプトのアレキサンドリア、レバノンのベイルートに住み、新聞や本の挿画、漫画の制作にたずさわる。1960年頃にフランスに戻ったのち、絵本作家の息子(グレゴワール・ソロタレフ)から、子どものために長年描きためていた絵本の出版を勧められ、1986年に第1作目を出版。自分が幼いころ親しんだパリ郊外の森の世界を背景に、動物を通して、困難の克服、勇気、賢さなどを表現し、その作品は、高い評価を得るとともに、今なお根強い人気を誇っている
こだましおり[コダマシオリ]
1959年、広島県生まれ。神戸市外国語大学英米学科、神戸大学文学部哲学科卒業。1989年に渡仏し、パリ第3大学現代フランス文学修士課程修了。在仏邦字紙の編集を経て、現在は日本の新聞・雑誌への寄稿、日本の絵本の仏語訳など、フリーライター・翻訳家としてパリで活動している
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感想・レビュー
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Willie the Wildcat
小夜風
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
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