出版社内容情報
どろんこで家に入るし、おふろでは大あばれ、おもちゃはちらかしっぱなし、あげくのはてに大しっぱい。やんちゃなデイビッドのいたずらは、とどまることがない。だからママは、いっつも「だめ、だめ、だめよ!」ってばっかり。いる、いる、こんな子! ★第7回・日本絵本賞読者賞受賞 幼児~
内容説明
やんちゃなデイビッドはだめ!だめ!だめよ!とママにおこられてばっかり。あげくのはてにだいしっぱい…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
292
アメリカの絵本作家、デイビッド・シャノン作。お話はいたってシンプル。ママにことごとく「だめよ」と叱られてばかりのデイビッド。とうとうベソをかいたデイビッドに待ってたものは…。絵は水彩絵の具だろうか。主人公のデイビッドも、全体の構図も思い切り大胆。色使いもヴィヴィッドである。子どもたちの誰もがやりそうなイタズラの限りを尽くすデイビッドの表現にぴったりである。みんな一度くらいは(いえいえ何度も)こんなことをして叱られたはず。子どもたちの共感を呼ぶこと必定の絵本。2024/03/28
KAZOO
130
いかにもいたずらっ子のような感じの男の子が、題名の通りにダメなことをしようとしている絵が並んでいます。このような本を読むと子供は喜ぶのでしょうね。素朴な感じの絵と文字がまた大きくていたずら書きのような感じで楽しいです。2016/03/27
gtn
52
子供にガミガミ叱ることを快く思っていなかったが、考えを変えた。母親は子をいくら叱ってもいい。親子にそれだけの信頼関係があるから。一方、父親はくどくど叱ってはならない。それほどの信頼関係はないから。2020/09/19
しいたけ
51
施設で夜の寝かしつけのときに読むと、こどもたちが大興奮した絵本。デイビットをこどもの名前で読む。悪戯するし散らかすし汚れるけど、最後はお母さんに宝物のようにぎゅっとされる。母親のいないこどもに読むのは切ないけれど、それでも何をやらかしたってあなたが大好きって伝えたかった。げらげら笑って大はしゃぎするのに、不思議とそのあとストンと寝ます。2016/03/28
パフちゃん@かのん変更
48
いたずらぼうずのデイビッド。毎日ママに「ダメよ」と叱られていますが、最後は暖かくてホッとします。お話会の絵本2013/11/09