出版社内容情報
どろんこで家に入るし、おふろでは大あばれ、おもちゃはちらかしっぱなし、あげくのはてに大しっぱい。やんちゃなデイビッドのいたずらは、とどまることがない。だからママは、いっつも「だめ、だめ、だめよ!」ってばっかり。いる、いる、こんな子! ★第7回・日本絵本賞読者賞受賞 幼児~
内容説明
やんちゃなデイビッドはだめ!だめ!だめよ!とママにおこられてばっかり。あげくのはてにだいしっぱい…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
130
いかにもいたずらっ子のような感じの男の子が、題名の通りにダメなことをしようとしている絵が並んでいます。このような本を読むと子供は喜ぶのでしょうね。素朴な感じの絵と文字がまた大きくていたずら書きのような感じで楽しいです。2016/03/27
gtn
50
子供にガミガミ叱ることを快く思っていなかったが、考えを変えた。母親は子をいくら叱ってもいい。親子にそれだけの信頼関係があるから。一方、父親はくどくど叱ってはならない。それほどの信頼関係はないから。2020/09/19
しいたけ
50
施設で夜の寝かしつけのときに読むと、こどもたちが大興奮した絵本。デイビットをこどもの名前で読む。悪戯するし散らかすし汚れるけど、最後はお母さんに宝物のようにぎゅっとされる。母親のいないこどもに読むのは切ないけれど、それでも何をやらかしたってあなたが大好きって伝えたかった。げらげら笑って大はしゃぎするのに、不思議とそのあとストンと寝ます。2016/03/28
パフちゃん@かのん変更
47
いたずらぼうずのデイビッド。毎日ママに「ダメよ」と叱られていますが、最後は暖かくてホッとします。お話会の絵本2013/11/09
ゆうゆうpanda
44
<読み聞かせボランティア・対象2年生>いたずらが大好きなデイビッドにお母さんは「だめよ、デイビッド」といいまくる。お母さんが口煩いわけではないのだ。デイビッドのイタズラが大胆すぎるのだ。絵のインパクトがすごい!見ている子ども達も惹き込まれていたようだ。やってみたいけど、自制心が邪魔して出来ないあれこれをデイビッドが代わりにやってくれる。そして花瓶を壊して泣いてしまうデイビッドにかけるお母さんの「ああ、デイビイ」がとても優しい。読み聞かせの腕の見せ処だ。ハラハラしてスッキリしてほんわかする。外れなしの絵本。2017/06/08