出版社内容情報
ある夕べ、大きなお月さまが空にのぼった。オポッサムはお月見パーティをしようと、森のみんなをさそいにいく。でもノネズミもコオロギもアライグマも、だれものってこない。しかたなくオポッサムは、ひとりでお月見をすることにした。すると…。 幼児~
内容説明
ある夕べ大きなあかるいお月さまが空にのぼった。うわあ!お月見しなくちゃ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
30
オポッサムが冬眠前に素敵なお月様を発見して、森の仲間たちにお月見をしようと誘います。しかしみんな冬眠前の準備で大忙し。一度は断られてしまいますが、やっぱりみんなまん丸満月を見てお月見をしたくて集まります。楽しいお月見になって良かったね。2020/09/26
tera。
11
【第8回 みんなで絵本 参加中】冬間近の満月の夜、オポッサムが森のみんなをお月見に誘いますが、忙しかったり冬眠したりで断られます。仕方なく一人でお月見を始めるのですが・・・。オポッサムという動物を知りませんでしたが、調べるとネズミみたいな可愛らしい容姿でした。結局みんなで集まり、楽しいお月見の会が出来て大満足の森の仲間たち。お月見をしようという感性と、まん丸お月さまに感謝のお礼をいうオポッサムが素敵です。2013/09/28
Cinejazz
9
〝冬も近いある夕べのこと、空にはまんまるお月さまがのぼり、森の隅々まで明るく照らしだしました。「うわあ! お月見しなくちゃ。歌って踊って、冬眠前にひと騒ぎしよう!」と<オポッサム>は、みんなを呼びに回ります...でも、ノネズミもコオロギも、アライグマもカエルも、ホタルまでも冬の備えに大わらわ、オッポサムの誘いにのってくれません...オッポサムは、しょんぼり座りこんで、大きなまんまるお月さまを見上げていると・・・〟月夜を仰ぎ見て、こころ安らぐ、読み聞かせ絵本です。2023/05/16
魚京童!
8
そんな気分になれない。2018/09/13
遠い日
8
冬眠前の冬支度の忙しさに紛れて、誰もお月見につきあってくれない満月の夜。オポッサムひとり月と向き合ううちに、煌煌と照る月光が動物たちを覚醒させる。美しく冴え渡る月に誰もが魅せられたようで、お月見は自然発生的に始まった。美しいものを共有し、心をひとつに繋いだ夜。春までの大切な思い出。2014/11/10