出版社内容情報
サンタ・クロースになりすましたトールキンが、20年以上にわたり子どもたちに贈り続けたクリスマス・レター。サンタ・クロースの北極での暮らしぶり、愛すべきまぬけな白熊のことなどをユーモラスに報告。トールキン自筆のファンタジックな水彩画を収めた、美しいクリスマス絵本。 小学校低学年~
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
16
クリスマスレター10通付きの絵本。人間味あふれるサンタクロースを知る事ができました。案外ドタバタしてるんですね。クリスマスレターは英語!!(⊃ Д)⊃≡゚ ゚ と思ったら、裏に日本語があり、私に優しい絵本でした(笑)2021/01/06
seraphim
11
小学2年生の姪のクリスマスプレゼント候補。同名のクリスマスレターのついていない絵本を以前読んで、とても気に入っていた。こちらは、抜粋版だが、お手紙が付いているしかけ付き。内容は、しかけの無い絵本の方が面白いと思うが、子どもはお手紙が付いている方が喜びそうなので、こちらをプレゼントしようと思う。姪が大きくなって、サンタさんの正体を知った時にでも、しかけ無しの絵本や、「ファーザー・クリスマス」を紹介したいと思っている。2016/11/07
遠い日
8
サンタ・クロースからの10通の手紙が入ったお話。サンタ・クロースに実際に語りかけられているかのような親近感がわく。サンタ・クロースの暮らしの、なんやかんやのごたごたにくすくす。結構苦労されておられるごようす。北極熊との攻防が見もの。サンタの表情のくるくる変わるところも、身近な人のようで、いい。2019/11/25
mari
6
封筒に入った手紙によって物語をよみすすめていくスタイル。小さい子には難しいかも。白熊は面白く愛らしいのだが、、2014/11/19
のん@絵本童話専門
1
トールキンが自身の子供に向けて毎年書いた、サンタクロースからの手紙。なんと凝った手紙だろう!さすがファンタジーの巨匠だけあって、その手紙の長いこと長いこと!サンタクロースの生活はやけに人間味が強く、ドタバタまみれのようだ。やけに出てくる北極熊のはちゃめちゃ具合よ。北極熊自身の手紙まであるじゃないか。トールキン自身の水彩画もめちゃくちゃ素敵。2024/12/04