出版社内容情報
昔、この地上にまだ火がなかったころ。冬の寒さにふるえる動物たちは、高い山にすむ天の人から、火をぬすんでこようと相談した。そしてウサギがでかけたが…。北米インディアンの伝説をもとにした絵本。第34回課題図書/厚生省中央児童福祉審議会推薦 幼児~
内容説明
むかしむかし、この地上に、火がなかったころ。冬の寒さにふるえる動物たちは、高い山にすむ天の人のところから、火をぬすんでこようと、相談しました。天の人たちは、動物に、火をわけてくれなかったからです。ウサギが、出かけることになりました。さてこのつづきは?北米インディアンの「火のおこり伝説」に「なぜ動物がそうなった」の話を加えた楽しい絵本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
327
ギリシャのプロメテウス神話ならぬ、北米のネイティヴ・アメリカンの火の起源伝説に、動物たちの形態に関する由来譚を融合させたもの。読み聞かせで、子どもたちが一番喜びそうなのはウサギのダンスのシーンと、それに続いてみんなが躍りだすあたりだろうか。作も絵もジョアンナ・トゥロートンによるもののようだ。絵は赤を基調に明るく明快で、構図にもその都度工夫が凝らされており、全体としてはまずまずといったところか。強いインパクトがあるわけではないが、子どもたちも安心して読めそうだ。内容的には冬向きの絵本。 2023/02/16
nakanaka
70
実家にあった絵本を借りてきて読み聞かせ。確か私が小学校の頃に購入した絵本だったような。当時は意味がよく分からなくてあまり記憶もありませんでしたが今読み聞かせとして読んでみるとなかなか面白かったです。北米インディアンの「火のおこり伝説」がモデルとなったストーリー。もともとは天空人だけが持っていた「火」を森で一番賢い存在であるウサギが知恵を働かせて盗んでくるというもの。人間にとって欠かすことのできない「火」の起こりを奇抜な発想で描いている作品だと思います。幼稚園児にはちょっと難しいかもしれません。2015/12/05
Willie the Wildcat
55
起源。火、そして火に纏わる様々な動物。繋ぐ火が齎す・・・。暖を取る仲間。支えあう姿が温かい。言い伝えなんだろうなぁ・・・。絵は、どこかディズニーの初期の頃を彷彿。やはり兎の踊りと敏速に逃げる姿がハイライト。蛇足だが、Native Americanと七面鳥がとてもアメリカっぽい・・・。2013/08/10
かおりんご
29
絵本。3年生への読み聞かせ。やや長めの話。火が地上にもたらされたきっかけと、それに関わった動物たちの現在の姿について。面白く聞いていた。2024/01/26
Totsuka Yoshihide
28
ジョアンナ・トウロートン作、山口文生訳、(1987)、『天の火をぬすんだウサギ』、評論社。北アメリカ先住民のオジブワ族に伝わる民話として知られるお話。世界の成り立ちや、動物たちの姿の由来話。絵本の絵からは神聖な雰囲気が漂っていて子どもの頃読んだときには天の人が追いかけてくるのがとても怖かった記憶がある。大人になってまた読み返すとまた違った印象を受けるのが絵本の面白さだと思う。2025/12/10
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