内容説明
クリスマスの前の週、最初の雪がふわりとふった。こギツネたちは大よろこび。外にでてあそびたい。でも、おばあさんはゆるしません…。愛らしくユーモラスなこギツネたちの様子が楽しい心あたたまる絵本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪みどりpiyopiyo♪
13
クリスマスのまえのしゅう、さいしょのかけらがふんわりまって、ゆきがしずかにふりだしました。■こギツネたちは外にでてあそびたいけど、優しいおばあさんはゆるしてくれません…。可愛らしくユーモラスなこギツネたちの様子が楽しくて。繰り返す言葉も心地よくて。■みんなにっこり 心あたたまる絵本でした。(1977年 アメリカ)2017/12/17
kazu_tea
4
やんちゃなキツネの子供たちと優しいおばあちゃん。可愛らしくて温々するお話。2014/11/29
のん@絵本童話専門
1
とても柔らかく穏やかな口調のあたたかな物語。雪が降り始めて、外に出たいとそわそわするちいさなキツネたち。「おててがつめたくなりますよ」おててがつめたくなるからとおばあちゃんは家の中に留めます。その間、おばあちゃんはせっせとあみものよ。一体何を作っているんだろう?何度も繰り返される「おててがつめたくなりますよ」は全てラストの一文へのフラグ!ちいさなキツネたちの表情が豊かで、おばあちゃんの眼差しは優しく慈愛に満ちています。絵もとても温かみの感じられる絵です。2021/01/21
kokotwin
0
こぎつね達が次か次へとやりたいことを言うけど、やんわり優しい言葉で返すおばあちゃん。外は寒いけど、キツネの家の中はそんなやりとりでますますあたたかさを増していくよう。最後のおばあちゃんのプレゼントがこぎつね達のやりたいことを叶えてくれることに。あったかいお話でした。2021/05/06