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児童図書館・絵本の部屋
きつねのとうさん ごちそうとった

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  • サイズ A5判/ページ数 1冊/高さ 21cm
  • 商品コード 9784566002623
  • NDC分類 E

出版社内容情報

ある夜、きつねのとうさんはでかけた。めざすのは農家の鳥小屋。とうさんは、あひるとかもを一羽ずつつかまえた。鳥たちは大さわぎ。とうさんはわが家を目ざしてまっしぐら。家では子きつねたちが大よろこび…。アメリカの古い民謡をもとにした絵本。●厚生省中央児童福祉審議会推薦   幼児~

内容説明

かわいい子どもたちのためにきつねのとうさん大かつやく。アメリカの古い民ように、楽しいさし絵をつけました。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

masa@レビューお休み中

41
カラーと白黒の絵を交互に混ぜながら話を展開させてゆく。その色の変化が、ページを繰る度に不穏な空気を色濃くさせてゆく。きつねの父さんが、寒い夜に村まででかける。狙いは村の小屋にいる獲物たちである。まずはカモを捕まえ、次にアヒルを捕まえる。きつねの父さんは狩りを終え、急いで家に帰ろうとするも、騒動に気づいた家の主のジョンは、銃を抱えて追いかけるのです。きつねの父さんの運命はいかに!?絵本なのに、妙にハラハラドキドキさせる展開なんですよね。しかも、文章が淡々としているものだから、余計に恐怖をあおるんですよね。2013/08/03

たーちゃん

20
きつねのお父さんが可愛い家族の為にご馳走を捕りに行く。捕まえられてしまった鶏たちはかわいそうだけど、人間だって同じことをしているのですよね。息子も「きつねが生きていく為には仕方ないんだよね」と言っていました。2021/09/24

遠い日

12
スピアーの絵がすばらしい。色刷りとモノクロの絵が交代ごうたいに配される。月明かりの下、きつねの父さんの狩り(盗み)が軽やかに描かれる。もともとは歌だったものを絵本に仕立てたお話。2019/12/10

ヒラP@ehon.gohon

10
人の飼っているかもを盗むなんて、悪いきつねだとは思うのですが、きつねのとうさんには、家族のために危険をおかすだけの事情があるのですね。 きつねの目線から描いた物語は、歌が基になっているだけに、展開がスピーディーです。 スピアーのきめの細かい絵と、交互に彩飾とモノトーンの絵が展開されるところがとても印象的でした。2017/02/10

遠い日

6
ピーター・スピアの絵が絶品です。カラーのページとモノクロのページが交互にあって、強弱が効いている。テキストはアメリカの古い歌。きつねの父さんのしたことは盗みですが、父さんからすればちゃんと義のあることなのです。何しろお腹をすかせた子どもたちへの初めてのごちそうなのですから。2024/07/07

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