内容説明
「ねえ、どれがいい?」と聞きながら、つぎつぎ出されてくるのは、とんでもない選択ばかり。子どもたちは「どれもイヤ」といいながら、大喜びであれやこれやなやみます。長いあいだ愛されつづけてきたベストセラー絵本の改訳新版。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
291
イギリスの絵本作家ジョン・バーニンガムの作品。この人は受賞歴も多く、邦訳されているだけでも随分たくさんの絵本がある。私は、まだこれが3作目。本書は、少年(6歳くらい?)が、「もしも…」の仮定のもとに、次々に奇妙な選択をせまるというもの。それ自体も面白いし、さらには絵がいい。表情だけをわずかに擬人化された犬(これが滅法かわいい)や牛、オオカミ。一人で読んでも楽しい。子どもにと一緒に読んでも楽しい。大勢の子どもに読み聞かせても楽しめる。お薦め!2025/01/09
あすなろ
96
どれがいい?と尋ねるも、大人も子供も、どれもいやー、となる事請け合いの各頁。そういう意味で皆の笑顔が笑いが、そして次頁へのワクワクが生まれる絵本。絵もなかなか可愛い。2023/08/20
♪みどりpiyopiyo♪
72
「ねえ、どれがいい?」と差し出される選択肢が、大人の目でみると「どれもいやー!」って言いたくなる設問もあるんだけど、これ、ちいさい人たちには どれも楽しいんだろうなー♪ バーニンガムさんのそーいうところ、ほんとすごい! ま、でもさ、何はともあれ おふとんさいこー☆2016/08/30
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
52
楽しかった~。あまりの究極な選択に、どっちもイヤ(笑)と思えるのも多かったけれど、子供とワイワイしながら楽しめると思います。少人数の読み聞かせにもオススメです。2018/11/23
ひより
46
なんでよりによってこんな選択肢ばかりなんだろか(笑) 究極の選択… 特に「たべなきゃならないとしたら、どれがいい?」は選べない…選びたくない…Σ(°д°"ノ)ノ 子供たちはキャッキャと喜びながら迷うのかな? でもとてもおもしろい。 そしてこの絵、味があって好きだなぁ。 この著者の他の絵本も探してみよう。 2024/08/05