内容説明
ちいさなちゃいろいノウサギとおおきなちゃいろいノウサギはいつでも、どこでも、いっしょです。えほん『どんなにきみがすきだかあててごらん』で、せかいじゅうのにんきものになったノウサギたちの、かわいい、ちいさなおはなしが4つはいっています。
著者等紹介
マクブラットニィ,サム[マクブラットニィ,サム] [McBratney,Sam]
北部アイルランドに生まれる。教師をしていた30代のころから子どもの本を書きはじめる。『どんなにきみがすきだかあててごらん』は、世界各国で翻訳され、大ベストセラーになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モリー
46
二人の仲は、仲良しのお手本だなぁと思う。親子であっても友達であってもこういう関係が続けられたらいいなぁ。読み友さんの本棚より。2019/11/02
魚京童!
14
こうしたゆったりした時間はあっという間に流れて、いつか死ぬのだろう。なんだろうね。2020/01/23
ヒラP@ehon.gohon
12
保護者のようなデカウサギと、ヤンチャいっぱいのチビウサギですが、これだけ心通じていると、うらやましいばかりです。 デカウサギにいろいろと教わったことで、チビウサギは物わかり良く決して羽目を外しません。 できすぎくんのようにも思いますが、これほど安心して子供に魅せられる絵本もないのではないでしょうか。2014/02/12
遠い日
8
この二人の、思い合う心の深さ、強さが羨ましい。4話とも、お互いがお互いをどんなに信頼し、尊敬し、大切に思っているかがよくわかるお話。大きいウサギは小さいウサギを守り、時に導く。小さいウサギは甘えることなく、それでも大きいウサギを頼りにする。大好きで大切な人への気持ちとは、こういうもの。2013/11/30
いちごプリン
7
まず、題名に、ひかれました。ぼくらはいつもいっしょだよ。かくれんぼの木があって、木のうろにかくれるなんて、すてき。私のいるところも、団地だし。野原や、小川、丘がある。すてき。きりのなか、おおきなウサギが、チビウサギをさがしにきてくれた場面で、チビウサギが、きみは、まいごになるところだったねと、ききます。あやうくね、でも、それが、どうしたの。ぼくは、きみを、みつけたよ。と答える場面が、いちばん好きです。すごいなあ。最後の、夕日の絵も、ほんとすてきです。2014/11/25