内容説明
うつくしいセレストビル海岸で、ババールたちは、のんびりと休日をすごしています。なかよしのおくさんは、そのあいだに、小説を書くつもりなんですって。ところが…ホテルから、ピアノがぬすまれました。ロビーに、てぶくろがかたほうだけ、おちていました。これは、じゅうような手がかりです。「すぐ、捜査開始だ!」と、アルチュールが、はりきりましたが…。
著者等紹介
ブリュノフ,ロラン・ド[ブリュノフ,ロランド][Brunhoff,Laurent de]
1925年、フランスのパリに生まれる。アカデミー・ド・グラン・ショーミエールで絵画をはじめ広く美術を学び、父のジャン・ド・ブリュノフが生み出した「ぞうのババール」の物語を描きつぐ。当初は、父の遺した白黒の絵に彩色して発表したが、1946年、7作目にあたる『ババールといたずらアルチュール』を自身の作品として出版。以後、今日に至るまで、数多くのババールの物語を描きつづけ、世界じゅうで愛されている
せなあいこ[セナアイコ]
東京生まれ。同志社大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
23
推理してどんどん泥棒を追い詰めていくBABARたち。少し文章量も多かったので、息子は途中で飽きている様子でした。2021/12/19
absinthe@読み聞かせメーター
12
5歳の娘に読み聞かせ。推理物としては雑ですが、犯人を見つけてからの反撃が秀逸です。大事に至らなくて良かったね。途中で娘が聞いた。 「小説家って何?」お話を自分で考えて書く人だよ。 「じゃ私も小説家」確かに、一人で絵本を描いた事があった。でも字がなくて、読めるのは娘だけだったけど。 2015/12/01
いろ
11
ババール大好きv タイトルから少し動的な展開が期待できるな~と以前から読みたかったのに,なかなかタイミングあわず,ようやく手にした。小さい頃は可愛いつぶらな瞳の象たちに魅了されつつも,案外文章量が多くて読むのに手間取っていたけれど,今では9歳が読む他の絵本とも差が少なくなって来た事に少し感動。軽い探偵ものっぽい内容は,予想どおり楽しめた。今回息子は父(夫)と読む事が多く,母(私)は後半を中心に部分的にしか一緒に読めなかったのが残念だったけど。2018/02/05
遠い日
10
ミステリ仕立ての今回のお話は、テンポよく進む。アルチュールの活躍、ババールの推理、おくさんまでがだいじな役を果たして、みんなで泥棒を追いつめる。平和で明るいババールの世界に「悪」が入り込むところが、スリリングなのだ。2015/02/06
さき
3
5歳息子と読む。推理小説入門のような話。2017/01/13
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