内容説明
セレストビルの町では、だれもかれも、おおいそがし。ババール王のたんじょうパーティーのじゅんびをしているのです。おきさきのセレストが、こっそり彫刻家のポジュラールにたのんだのは、山のしゃめんに、大きなババール像をつくってほしいということ。もちろん、本人には、ないしょです。さあ、ババールに見つからずに、山に大きな像をつくることができるのでしょうか。世界中で愛されている、たのしい夢いっぱいの物語。
著者等紹介
ブリュノフ,ロラン・ド[ブリュノフ,ロランド][Brunhoff,Laurent de]
1925年、フランスのパリに生まれる。アカデミー・ド・グラン・ショーミエールで絵画をはじめ広く美術を学び、父のジャン・ド・ブリュノフが生み出した「ぞうのババール」の物語を描きつぐ。当初は、父の遺した白黒の絵に彩色して発表したが、1946年、7作目にあたる『ババールといたずらアルチュール』を自身の作品として出版。以後、今日に至るまで、数多くのババールの物語を描きつづけ、世界じゅうで愛されている
せなあいこ[セナアイコ]
東京生まれ。同志社大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小夜風
21
【小学校】ババールの誕生日のお祝いに山の斜面に彫刻をしますが、ババールから隠すのが大変(笑)。幕で覆うのかと思ったら、何千羽もの鳥たちで埋め尽くすとは!素敵なアイデアでしたね♪2014/11/03
aloha0307
17
王さま:ババールの誕生日を盛大にお祝いするため、お妃:セレストは、山の斜面におおきなバハール像を造ろうと計画(優しいね♥) 本人に気づかれずにできるかな??...みんなが王様のために...なんと幸せ溢れる風景だろうか✿ いっぽう、こちらは銅像といえばハナ肇さんの金粉のシーンを思い出し...しょうもない私です^^;2020/04/05
absinthe@読み聞かせメーター
11
5歳の娘に読み聞かせ。ババール王の誕生日、王妃は秘密のビックリプレゼントを用意します。崖にこっそり王の像を彫らせるのですが。何も知らない王様は、崖のそばを通りかかるのです。そのたびにみんな大慌て。すぐそばまできてるのに、ぎりぎりで見ないババール王。志村けんのギャグのよう。 2015/12/01
しぃ
9
像がお目見えするシーンが素敵!ババールシリーズは小1長女お気に入りのようで、図書館で見つけると最近よく選んでます。優しい人達(象たち?)がたくさんで、読んでてほっこりしますね。2015/06/28
いっちゃん
8
ババール王さまやのに自転車乗ってくるから笑った。国民と王様が仲良しで、きっと幸せなんだろうなーって感じる2014/10/08