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出版社内容情報
1922年、3000年の眠りから古代エジプトの若き王、ツタンカーメンの墓がついにつきとめられた。黄金の仮面に覆われた神秘的な出で立ちで。世紀の大発掘の発端から結末までを生き生きと伝え、古代エジプト文明の魅力も解明する。 小学校中学年~
内容説明
黄金の仮面におおわれた、エジプトの若きファラオ(王)ツタンカーメン。その3千年の眠りをさました、2人の探検家―。世紀の大発掘の発端から結末までを生き生きと再現し、また、神秘と謎にみちた古代エジプトのすぐれた文明を解明する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
26
ツタンカーメンは子どものころワクワクしながら読んだので、娘さんはどういう反応をするのかな…とわくわくしていたのですが、クールに読み終わりなにやら付箋を貼っていました。…娘さん…いまいち君のことがわからないよ、オカン…。2021/08/04
みや
26
3300年の眠りを覚ました世紀の大発掘と当時のエジプト人たちの生活を説明する絵本。ツタンカーメンの墓を発見したのが、旅行好きのイギリス貴族と無職のイギリス人芸術家だったとは驚いた。技術や資金も大切だけれど、一番は運なのかもしれない。発掘当時の世界の熱狂ぶりが羨ましかった。この発見は誰でも興奮するよ。自分が生きている間に同じような世紀の発見がぜひ成されて欲しい。イラストで描かれた墓の内部図が非常に分かりやすかった。ツタンカーメンは記録がほとんど残っていないため、謎ばかりで気になるが、だからこそ夢が広がる。2018/02/25
hoguru
10
息子がツタンカーメンに興味を持っているので図書館で借りた。ツタンカーメンには謎が多い。死因もはっきりしていない。この本はふたりのイギリス人がツタンカーメンの墓を発見するまでと発見してからが描かれている。ツタンカーメンの墓の内部を上から見た図など絵がわかりやすい。後半はエジプトについて色々書かれているが、息子はエジプトの神々のページを何度も見返していた。2016/09/01
がんぞ
2
発掘の経緯は山岸涼子の漫画の方が詳しいが、絵本ではエジプト人の信仰や文化について図版で説明していく。雨のない国で灌漑で農業するという大事業に高度な社会組織、数学、哲学が生まれたのだろう。庶民も(ペットの猫も)ミイラにされたが平民はただ土中に埋められた。魂は二種に分かれ、カーは死後も滅びず供物を要求するらしい。ツタンカーメンは近年、発見前思われたより重大な人物だったことがわかってきた。事故か?新しいアメン信仰(国教を変更という危険思想)への反発から殺されたのか?18歳。幼くして亡くなった二人の子供も合葬。2015/02/19
ひ※ろ
0
★★★★★2021/07/25