出版社内容情報
うつくしい湖のそばに、あたらしいぞうの町をつくることになった。みんなで力をあわせ、いっしょうけんめいはたらいた。げきじょう、がっこう、テニスコートなどがつぎつぎとできてゆく。そして、はれやかな記念式典の日がやってきて…。 幼児~
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
275
ジャン・ド・ブリュノフ作(文も絵も)、矢川澄子訳。ブリュノフはこのシリーズ以外は知らないが、1931年に第1巻が刊行されてから続刊は実に50冊に及ぶそうだ。本書は日本語訳のシリーズでは第3巻目。別のところでは目にしていたが、絵本は初めて。絵は想像していたよりも色彩感に乏しい。しかし、造型的には個性的であり、長年にわたって(しかも各国で)人気を博してきたのも故なしとしない。お話は、よくいえば奔放な構成。その発想の飛躍するところがまた魅力なのかもしれない。2023/10/05
yomineko@猫と共に生きる
64
読み友様からのご紹介本です📙前に読んだポケット版の正規版らしく、お話が詳しかった。ババールが王様なら何が起こっても大丈夫で平和な国。最後は象の天使が大量に暑苦しく飛んできたけど(笑)可愛かった🐘🐘🐘2023/11/03
ふじ
19
3作目。ババール王が国に帰ってからのお話。王都を建設し、みな仕事を持って、子ども達はおばあさんの指導のもと学校に通うように。ぞうの国も随分と都市化が図られました。最後を除き平和なお話で、平和主義の息子は好きだったようです。建築物も好きだしね。2019/08/24
ツキノ
13
2日かけて読了。ババール、都をつくる決断。そしてまちづくり。皆がたのしくくらしはじめたところへ大事件が2つも!ババールのみた夢が象徴的。2012/04/02
紅花
12
1作目から読みたいと思ったけど、図書館に無く仕方なく3作目から。とにかく長い!!息子は面白いと言ったけど、娘はまぁまぁ。お話の内容としては、幼児から低学年には素直に受け止められそうだけど、その割には長いし、幸せの時間の内容が多すぎるし、不幸はなんだか簡単に終わるし、お話に慣れていない子には、最後まで付いてくるかどうか?という感じ。2015/04/01