出版社内容情報
大変だ! 12匹のたいやきが逃げ出した
海底の夜店でタイのたいぞうが営むたいやき屋台
きょうはおまつりです
「きょうは とっても いきのいい たいやきが つくれたぞ」
できたての12匹のたいやきは元気すぎてじっとなんてしていられません
タイそうしながらタイれつ組んで脱走してしまいます
たいぞうはあちこちの屋台へ探しにいきみつけたところは金魚すくい
金魚にまぎれてタイそうしていました
やっとつかまえた、たいやきのおなかの中から出てきたものは!?
ダジャレ満載で展開が愉快なお話
また12匹のたいやきたちの描き分けやかわいらしい動きも見所です
作者のことばより
子どもの頃、毎年夏になると親戚の子ども達が集まり、近所の夏祭りに出かけました。
家で待っている祖父母や両親の為に、屋台で沢山のたいやきを買って帰り、大人も子どもも皆ニコニコしながら食べたのが懐かしい思い出です。お祭りでは、輪投げやダーツ、くじ引きなどで遊びましたが、金魚すくいだけは“生き物を飼うのが大変”という理由から、滅多にやらせてもらえませんでした。
あの時水槽の中を泳いでいるのが、たいやきだったら…なんて思いながら、スイスイ気持ちよさそうに泳ぐたいやき達を描きました。
内容説明
大変だ!12匹のたいやきが逃げ出した。「ここに たいやきが こなかったかい?」「いかやきを たべていったよ。かってに たべたら いかん!と いったんだが…」
著者等紹介
ひらおふみほ[ヒラオフミホ]
神奈川県横浜市在住。四児の母。毎晩子どもに話している想像の世界を形にしたいと思い、絵本を描き始める。『おひさまのともだち』で第二回やまと絵本大賞を受賞。第一回テレビ高知絵本コンクールにおいて優秀賞を受賞した『しょうがの しょうこちゃん』(ひかりのくに)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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