出版社内容情報
「ありがとうっていうのを わすれちゃった!」
風の強い日、困っているりすくんを助けてくれたのは…
りすくんは、親切に目のゴミをとってくれたのが
誰だかわかりません
わかるのは羽を持っていたことだけ
でも、どうしてもお礼が言いたくて
みみずくおじさんに相談しました
きっとそれは鳥
今夜は嵐だから
鳥を家に泊めてあげるといい
と教えられ、その通りにしますが
スズメもコマドリもクマゲラも違うといいます…
やさしくって あったかい いもとようこの絵本
【目次】
内容説明
「ありがとうっていうのをわすれちゃった!」風の強い日、困っているりすくんを助けてくれたのは…。やさしくって、あったかい、いもとようこの絵本。
著者等紹介
飯島敏子[イイジマトシコ]
NHK教育テレビ「みんなのしごと」などの台本構成に長年携わる。作品に『ちいさなアコーディオン』(女子パウロ会)、『とらたとこりす』(世界文化社)、「だだっこライオン」シリーズ(ひかりのくに)など多数。2015年7月逝去
いもとようこ[イモトヨウコ]
兵庫県生まれ。ボローニャ国際児童図書展エルバ賞、グラフィック賞を3年連続受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
143
表紙絵に魅かれて読みました。 いもと ようこ、2作目です。秋に相応しい絵本ですが、最近までリスを飼っていた立場からすると、リスは、こんなに律儀ではありません(笑)🐿&🍁 https://www.hikarinokuni.co.jp/publications/978-4-564-01956-2/2025/09/13
anne@灯れ松明の火
20
新着棚で。強い風が吹いて、目にゴミが入ってしまった。それを誰かが、羽を濡らしてきて取ってくれた。目を開いた時にはいなくなっていて、誰なのかわからない。お礼を言えなかったリスは、誰なのか探して……。見返りを期待しない親切、それに感謝の気持ちを伝えたい真面目さ、温かいお話。2025/10/24
遠い日
6
リスを助けてくれた親切な鳥。それが誰なのかはわからないけれど、自分が受けた親切を誰かに返すこと、それをアドバイスしたみみずくのおじいさんもすてき。こうやって、静かで温かな恩送りがつながっていけばいい。2025/10/25
たくさん
3
だれが目のごみを取ってくれたかを、そこまでして調べないと済まないのかが私には理解不能。だれかわからないけれどありがとうでよくない?知らない人を新設のもとに軽々しく誰彼構わず招き入れるのはどうかと思う。いろいろ意味不明で心に来るものがなかったです。2025/10/11




