出版社内容情報
自分を信じて、踏み出す勇気をくれる絵本。
小さな人には命の大切さを伝え、かつて小さかった人には、諦めかけた心を励ましてくれるお話です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
61
人間の子供に捕まって、籠に閉じ込められてしまった蛍。やがて動かなくなった蛍は庭に捨てられてしまいます。しかし、それを見ていた白いばらによって奇跡が…。ここで終わってもいいのですが、面白いのはここで第三者である赤いばらが登場し、もうひとつの視点、現実的な、読者の視点が描かれていることです。そして、それを受けた白いばらの言葉こそが作者の描きたかった主題ではないでしょうか。自分では動くことが出来ないばらに語らせているのも意味があるように思います。2021/07/04
とよぽん
50
白いばらのはなが,弱気になるほたるに言った。「あなたは、あなたのちからで もういちど あのそらへとんでいかなければ だめよ。だいじょうぶ。あなたは とべるわ」 なんと慈悲深い白いばらの花! 「だいじょうぶ」って魔法の言葉だとつくづく思う。いもとようこさんの絵にも癒やされる。2021/08/09
たーちゃん
18
息子は「ホタル飛べて良かったねー」と言っていました。2023/01/10
ヒラP@ehon.gohon
14
【再読】大人のための絵本2022/07/20
ヒラP@ehon.gohon
13
R事業所で読みがたりしました。 おもちゃ図書館で読みがたりしました。大人の読みがたり。 訪問読みがたり。2022/07/13