内容説明
あるあめのひ、かたつむりくんはおおごえをあげています。「あーあーあー、レストランがない。うずまきパンがたべられない。」かたつむりくん、どうしたのかな?うずまきパンって、どんなパン。
著者等紹介
松岡節[マツオカセツ]
東京生まれ。13年間、奈良市立幼稚園で保育に携わる。NHK教育番組制作に参加するなどし現在に至る。’82ミセス童話大賞優秀賞受賞
いもとようこ[イモトヨウコ]
兵庫県生まれ。ボローニャ国際児童図書展エルバ賞、グラフィック賞を3年連続受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
91
池の中に浮かぶ蓮の葉で開業している小さなレストラン。マスターはカエル。一匹で切り盛りしている。お客は蝶やトンボやカタツムリ。お客とマスターの関係、蓮の実に差し込まれたボトル、マスターの交友関係、お客を喜ばせるための演出のアイデアなど、明確な世界観を感じられて面白かった。2016/02/27
annzuhime
45
図書館本。その日の天気によってやってくるお客さんが変わるレストラン。お客さんのリクエストにもしっかり応えるけど、それで大事な常連のカタツムリさんが困ったことに!かえるさん!!カタツムリさんのこと忘れちゃダメでしょ!!次女(5歳2ヶ月)が笑いながら注意していました。2021/07/31
yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん💗
44
かわいいかえるさんのレストラン。池にプカプカ浮かんでいます🐸お客様はカタツムリさん🐌いもとようこさんの絵がとても素敵でした😊2025/07/25
そら
16
かたつむりがそこまでしてレストランに毎日行くのがかわいい。毎日同じものを頼むのも、やっと着いたと思ったら暗くなっちゃうと帰れなくなるから引き返すのも、いもとようこの絵も、すべてがかわいい。。2025/09/02
遠い日
14
小さな池のかえるのルーの小さなレストラン。幾組かの常連客は天気によって訪れかたが異なる。いもとようこさんの絵から伝わってくる穏やかな世界が、いい。お客さんの要望にもちゃんと応えられる機転がいいなと思っていたら、かたつむりくんにはとんだ受難だ。その後の対応のすばらしさに、ほっこり。すてきな夜景のプレゼント。2015/10/13
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- 和書
- スパイス香る、愛しい一杯