内容説明
本書は、薬学に必要な統計学についての一通りの知識と技能を得ることを目的としてまとめられた書である。定理の証明については、数学的に深く取扱うことは避け、内容の理解に役立つ図表やグラフを多用し、できるだけ平易に説明することを心がけている。また、薬学に関係する十分な例題と問いを配して理解と応用力が深められるようにし、章末には難易度別に分けた問題を取り上げるなど教育的配慮がなされている。記述統計や確率分布など統計学の初歩から、将来役立つ回帰分析などのやや進んだ内容まで、簡潔に解説された教科書である。
目次
1 確率
2 データの記述
3 確率分布
4 推定と検定
5 いろいろな検定
6 線形代数入門
7 いろいろな統計手法