内容説明
文系から医系までの学生を対象に、生命科学の基礎知識をやさしく解説したテキスト。分子レベルから生命のしくみを考えることを念頭において、細胞の構造、遺伝や発生のしくみ、エネルギー代謝、情報伝達系などを丁寧に説明する。コラムでは興味深いホットな話題や豆知識などを紹介し、生命科学がより身近に感じられるように配慮されている。ヒトの誕生にいたるまでの進化や日本人のルーツを探る章も設けており、現代の生命科学がいきいきと体感できる。
目次
1 生きもの「生命」
2 生きものの基本単位「細胞」
3 生きものの形態と機能「植物」
4 生きものの誕生「発生」
5 生きものの多様性「進化」
6 生きものの複製「遺伝子」
7 生きものの代謝「タンパク質」
8 生きもののエネルギー「ATP」
9 生きものの情報システム「脳・神経」
著者等紹介
中村和行[ナカムラカズユキ]
1976年山口大学医学部卒業、同大学医学部助手。1981年医学博士、米国NIH国際研究員。1984年山口大学医学部講師。1989年同大学医学部助教授。1992年同大学医学部教授・大学院医学研究科教授
山本芳実[ヤマモトヨシミ]
1974年京都大学理学部卒業。1977年浜松医科大学医学部教務職員。1986年理学博士。1987年米国カリフォルニア大学医学部研究員。1991年山口大学教養部講師。1993年同大学教養部助教授。2002年同大学農学部教授
祐村惠彦[ユウムラシゲヒコ]
1980年大阪大学理学部卒業。1985年同大学大学院理学研究科(博士後期課程)修了、理学博士。1986年山口大学理学部助手。1995年同大学理学部助教授。1996年米国ノースウエスタン大学医学部研究員。2002年山口大学理学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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